拾捌 ページ21
貴方side
真島「ヒヒヒ、俺からは逃げられへんで〜。早速桐生ちゃんの荷物チェックや!」
真島「おら!さっさと見せんか!はよ、出さんかい！」
桐生「わかったよ、ほら」
渋々の了承だなー
貴方「んじゃ、チェックしていきまーす」
チェックしていくがライターくらいしか危険な物なんて無い
真島「はぁ．．桐生ちゃんにはガッカリや」
全くその通りだわ
桐生「何度見たって、俺は武器なんて持ってねぇよ。大体、武器を持ち歩くなと言ったのはあんたの方じゃねぇか」
真島「ど阿呆!アホか!持って来んな言うたら、普通は持ってこい言う意味やろ!」
確かにまじにぃは回りくどい
だが、それくらい察せるだろうがよ!
桐生「そりゃ知らなかったぜ．．」
しゃーねーな
貴方「今ので学んだな。次は、わかるよな?」
貴方「んじゃ、またー」
今度こそ持ってくることを期待しよう
真島「桐生ちゃんはなんや?そないなヤツやったか？俺と喧嘩したないんかいな」
すげぇ悲しそうな顔だなーおい
貴方「三度目の正直だろ?」
真島「二度あることは三度あるっちゅうやろ?」
それは言っちゃ行けねぇやつだよ!
貴方「し、心配し過ぎだろ?今ので桐生さんも分かってくれたやろし。すぐに来るやろ？」
ほら、言ってる側から来た
そこらで買ったのかな
真島「そこの桐生ちゃん、止まりなさい!」
貴方「もう、言いたい事はわかるな?」
3回目の荷物チェック
ポケットの中に折り畳みナイフが入っている!
真島「．．．アウトぉぉ!!アカンで桐生ちゃん、武器を持っとるやないか!」
満面の笑みで手をひらひらさせてアウト!と嬉しそうなまじにぃ
やっとだわー
桐生「チｯ、見つかっちまったか」
わざと入れてた癖にw
真島「桐生ちゃん、アカンなぁ。天下の往来で、こない危険なブツ持って何する気やったん?」
貴方「"ﾎﾞｿｯ"まじにぃのため．．」
真島「あん?なんか言うたか?」
貴方「あ、いえ」
おー、こわw
真島「これはおまわりさんの俺らとしては、取り締まりせな筋が通らんわなぁ．．!」
桐生「なに?あんたまさか、初めからそのつもりで．．」
そこで鈍感発動かよ
真島「言うたやろ桐生ちゃん?筋が通っとったら喧嘩買うてもらうで!」
まじにぃが壁に立て掛けていたバットを手に取る
やっとだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わかな(プロフ) - 励みになるだなんて！嬉しいです！ 毎日楽しみにしていますが、作者さんのペースでいいので！ 無理せず頑張ってくださいね！ (2018年9月24日 21時) (
レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
★レイナ☆(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます！更新の励みになります！これからも真島さんとのごちゃっとした話になると思いますが、これからもよろしくお願いしますｯ!! (2018年9月24日 21時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - めっちゃ面白い話ですね！ 続き楽しみにしてます！！！ (2018年9月24日 19時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷりん | 作成日時：2018年8月15日 17時
