拾貮 ページ15
貴方side
10年前に堂島組長、昨日は世良会長
そう考えると今俺が生きているのは奇跡かもしれないなんて思う
櫻木会会長に東城会直系月城組組長
ひとつで十分なのにな
今生きていられるのは部下のおかげだろう
真島「なんやその顔」
貴方「いや、なんでもない。寝みぃだけ」
考えにフケていたがまじにぃの言葉で我に返った
真島「そうか」
やっぱりまじにぃのスーツはいいな
かっけぇわ、うん
横顔をチラッと見て思った
その時、"バンｯ"と大きな音を立てて扉が開いた
「桐生がここに潜入し、風間の親父が撃たれた!全員桐生を仕留めろ!嶋野の親父からの命令だ!他の組も行け!」
桐生さんこんな所に来たのか
随分大胆だな
多分風間さんと話がしたくて会いに来たのだろう
そこに何者かが風間さんを．．
桐生さんは風間さんの事を本当の親父のようにしたっていたから桐生さんでは無いだろうな
無実の奴、しかも桐生さんとなればやれねぇな
手加減してやるか
真島「桐生ちゃんかいな」
貴方「本気で止めんのか?」
まじにぃに耳打ちをする
真島「あほか!こんな所でやってもおもろない。それに桐生ちゃんはそんな事はせんからなぁ。ま、ええわ。親父の命令やからな。形だけでも行かんと。」
まじにぃも俺と同じ事を考えていたようだ
貴方「俺の上は会長だが今はいねぇ。けど、さっきアイツが行けって行ってたし、行くしかねぇな。東城会として見たら桐生さんは敵だ。桜木会会長としても手を貸さねぇと行けねぇしな」
取り敢えず、桐生さんを迎えるために入口に向かう
丁度桐生さんが来たところだ
真島「さぁ、始めよう!」
まじにぃ結構手加減してるなー
俺もやるか
拳を振り落とす瞬間の隙を付いて背後に周り蹴りを入れる
桐生「グッ!．．」
貴方「ごめんな桐生さん、もう少しやからそれまで。な?」
小声で桐生さんに言って素早く距離をとる
あとはまじにぃに任せよう
真島「ヒッヒッヒ、この前よりちぃとだけ、マシになったみたいやのう」
桐生「真島の兄さん．．．月城．．．」
真島「ホンマは手ぇ出すつもりはなかったんやけどな、親父の命令じゃ仕方あらへん。俺が行かんと下のモンに示しがつかんからなぁ」
貴方「まぁ、俺もそんなとこだ。こっちも色々あんだよ」
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わかな(プロフ) - 励みになるだなんて！嬉しいです！ 毎日楽しみにしていますが、作者さんのペースでいいので！ 無理せず頑張ってくださいね！ (2018年9月24日 21時) (
レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
★レイナ☆(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます！更新の励みになります！これからも真島さんとのごちゃっとした話になると思いますが、これからもよろしくお願いしますｯ!! (2018年9月24日 21時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - めっちゃ面白い話ですね！ 続き楽しみにしてます！！！ (2018年9月24日 19時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2018年8月15日 17時
