捌拾玖 ページ46
貴方side
貴方「__って事があったんだよね」
真島「ムナンチョ…ヘペトナス…シュレピッピ…」
あれから病院へ向い、朝話せなかった分会いに行って今日の出来事を話すとまじにぃが考え込んだ
真島「ムナンチョ鈴木言うたよな」
貴方「あぁ。あと災厄ウロゴマって」
それがどうしたんだ?
真島「それ俺やわ」
貴方「え?ムナンチョ鈴木??」
真島「アホか!ウロゴマやわ」
ウロゴマ=まじにぃ?
ウロゴマ
まじまごろう
逆さに読むとマゴロウ
まじマゴロウ
貴方「あッそういう事か!」
いやー、安直な名前の付け方だったから分かりやすかったよ
真島「昔蒼天堀におってんけど、そんとき変な宗教的なんに娘が入れ込んでて心配しとる母親に頼まれてそこに潜入してん」
貴方「ほーん」
真島「そんときシュレピッピやらされてな。まぁそれはえぇとして、ムナンチョ鈴木は教団のトップやったわ。で、俺が潰したから災厄ウロゴマになったんやろな」
貴方「まさかその残党の仕業だったとは…」
世間は狭いってやつ?
あとシュレピッピしたとこ気になるな…
真島「そや、明日退院するで」
貴方「…え?流石に早くないか??」
ドス刺さったんだよ??
真島「なんや刺さり所が良かったらしくてな。ほら」
そう行って上を脱ぐと確かに少し跡は残ってるが塞がっている
糸抜くの早いとか以前の問題で治癒力がマジで凄まじい
貴方「大事に至らなくて良かったとだけ言っておくよ」
真島「明日からまた桐生ちゃんとやり合える。嬉しゅうて堪らんわ」
貴方「はいはい、そうですか。それだけ元気ならもう帰るよ」
真島「せっかく来たのにもう帰るんかいな。泊まってけばええのに」
貴方「俺はまじにぃと違って忙しいんだよ。それに寝ると無いし」
今日の見回りについての報告書もあるし、上納金を計算したり…
真島「まっ、ええわ。気ぃつけて帰れや」
手を振るまじにぃに振り返して病室を出た
本部に戻り部屋住みのもんに挨拶しに行く
抜き打ちってやつよ
察に情報が回ってない足がつてないインテリ系には勉強させてんだけど…
勉強部屋に入ると勉強をしているやつは2人
貴方「順調か?」
見習い「「会長!お疲れ様です!」」
2人には宅建士の資格を取らせてゆくゆくデカいシノギに繋げようって訳で勉強させてるんだが…
小遣いでモチベは上がるだろうか
見守る事しかできないので渡した後自室に向かった
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作者名:ぷりん | 作成日時:2021年1月3日 15時