捌拾捌 ページ45
貴方side
チョリトス｢くっそ…!よくもシュレピッピを邪魔してくれたなぁ…!!｣
桐生｢何を言ってるのかさっぱりだが、健全な男女の出会い方には程遠いぜ｣
トモコ｢桐生さん、月城さん!助けて!!｣
チョリトス｢うぐぐ…おのれぇぇ…!｣
貴方｢さっさと終わらせようぜ?このインチキ野郎がよぉ!｣
チョリトス｢だぁぁぁまぁぁぁれぇぇぇ!!!!｣
とうとう本性を表したってヤツ??
殴りかかって来るが難なく避け、桐生さんがチョリトスの顔面を掴んで地面に叩きつける
チョリトス｢ｯ!｣
ここに俺様のかかと落としよー!
チョリトス｢ぐあぁぁ…!そ、そんな…教団再興の夢が…!こんなこと潰れて、たまるものか…!｣
桐生｢人集めをするのはお前らの勝手だ。だが、それも人を騙さなければの話だ｣
チュリトス｢お前も見たろう!出会いを得て幸せそうな者達の顔を!仮にきっかけが嘘だったとしても何が悪いというのだ!?｣
桐生｢確かに、お前らによって救われる人間がいるのかも知れねぇ。だが、他人に操られた運命で幸せになったところで、それは本当の幸せとは呼べねぇ。幸せってのは、自分の手で掴むものだ｣
うわぁ、いいこと言うねぇ。でもなんかくさい言い方
チョリトス｢いや、愚民どもは、我々教団が正しく教えに導かなければならんのだ。それこそが私に課せられた使命…!｣
貴方｢まだ懲りてねぇのか｣
桐生｢フン、せっかく人集めをする才能はあるんだ。そんな馬鹿みてぇな夢に取り憑かれてねぇで、もっと真っ当な道を考えて見るんだな｣
貴方｢桐生さんてホント優しいんだな｣
桐生｢え?｣
パーティーの正体も分かり、スターダストに報告しに行く途中
ふと思った事をそのまま伝えると自覚なしのようで桐生さんの頭上にハテナが見えた
貴方｢まぁいいんじゃない?それが仇になるかもしれないって事を頭の隅にでも置いといてくれれば｣
桐生｢あ、ああ。｣
貴方｢そういえば遥ちゃんは?あっ、いや。もう攫わねぇから。だからそう睨むなよ｣
桐生さん眉間にしわ寄せちゃって
それだけ遥ちゃんの事を大事にしてんだな
桐生｢…すまん。遥は知り合いに預けてる｣
あっという間にスターダストに到着し、2人に報告するとパーティーの正体に驚いていたが解決したことで安心したみたいだった
ユウヤ｢ところで、そのパーティー自体は楽しかったんですか?｣
貴方｢2人ともそれどころじゃ無かったよ｣
調査だったし
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作者名：ぷりん | 作成日時：2021年1月3日 15時
