検索窓
今日:23 hit、昨日:12 hit、合計:16,121 hit

陸拾参 ページ20

貴方side


まじにが吹っ掛けるとぞろぞろと仲間と思わしき人らが出てくる



組員「兄貴とかそんなもんどうでもいい…全員殺れ!!」



西田「お、親父ィ…!」



ったく…



貴方「ついこの前誕生会で気合い入れ直したんじゃねぇのか!?」



西田「ッ…はい!西田行きますッ!!」



危なくなったら助けるから頑張れよ



さっき俺が言った弱い宣言を鵜呑みしたのかまずは俺を狙うと決めたらしい



組員「まずはおめェからだぁ!!」



貴方「真正面からしか狙えないのか??」



相手は荒削りな戦い方で次に何処に仕掛けるかが手に取るように分かる



組員2「ッ…!?避けってばっかじゃ意味ねぇんだよ!」




貴方「おっと」



後ろからバットで殴ろうったてそんな大振りだったら避けられるよ



そろそろ反撃しないと。西田も頑張ってるけど押されてるし



相手のバットを掴むと力任せに引っ張るので手を離すと思惑通りバランスを崩したのでその隙に思いっ切り蹴り飛ばす



組員2「グハッ…!!」



これくらいの雑魚なら力任せでも勝てるけど、桐生さんとかまじにぃ、まぁ組長クラスになるといくら女を捨てたからって力だけでは勝てない



そこを技術で補うんだけど



貴方「バット貰うよー」



バットを拾い上げて起きないように体に振り被るとウッと音を上げた後完全に伸びた



西田もうぼろぼろじゃない?



西田の後ろに回ると、ビクッとした



貴方「頑張ったじゃねぇか。こっからは任せ…な!!」



組員3「グホッ…!」



言ってる途中で来んなよ!



西田「ありがとうございますッ!!」



貴方「さぁ、まじにぃ伝授のバットをご堪能下さい」



そのあとは難なくまじにぃが大半を締めていたので直ぐに片付いた



組員「う、うう…」



真島組組員達「お、お疲れ様です!遅くなりました!」




片付け終わった後に来るとか遅くない?



西田「遅いっすよ!m「えぇ。」」



気にせずまじにぃは車から子供を下ろして組員達が乗ってきた車に乗せ変えた



西田「お、親父、いったい何を…!?」



真島「おう西田ぁ。そのガキ、バッセンまで持ってけや」



西田「え、いや、嶋野の親父のトコに連れていかないと…」



真島「あぁん?何か言うたかぁ…?」



西田「いっいえ!わかりましたぁ!!」



真島「おい、目立っていけや!」



西田はビビりながら数人の若衆を連れてバッセンに向かった



真島「ヒヒ…楽しくなってきたでぇ」



貴方「まじにぃがまさかなぁ」

陸拾肆→←陸拾弐



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
設定タグ:龍が如く , 真島吾朗 , 男装,ヤクザ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぷりん | 作成日時:2021年1月3日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。