捌拾 ページ37
ユウヤside
貴方「指名ありがとう(ニコリ)」
女性「ここに来るのは初めてなんだけど…」
貴方「そうなの?実は俺も今日が初めてなんだ。お互い初めてを楽しもうね?」
月城さんは食べた後直ぐに客寄せを始めてものの数分で客を捕まえた
食べてる最中話を聞くと、
「ホストやってみたかったんだよねー。ついこの前まで似たような事やってたし仕事に関しては大丈夫だと思う」と言っていた
正直心配はしていなかったがまさか指名まで貰えるとは思わなかったな
一輝「月城さんに接客の才能があったとは」
ユウヤ「これなら客足も戻りそうですね」
一輝「しかしずっと月城さんに頼ってばかりではいられない。原因を特定しなければいけないですね」
ユウヤ「探ってみます」
月城さんはホントに受けがいいようで延長が終わり客が帰った後も直ぐに指名を貰って別の卓に着いてる
俺も負ける訳にはいかねぇ
呼び込みを再開しよう
ユウヤ「俺呼び込みに戻ります」
そうして呼び込みに戻ったがなかなか客が捕まらない
それはスターダストだけではないみたいだ
他の店のキャッチも必死に呼び込みをしているが店に入らずに困った顔をしていた
神室町のこの業界に何が起きたっていうんだよ
あっ、こっちに歩いて来てる人最近来てくれなくなった子だ
ユウヤ「お姉さん久しぶりだね」
女性「あらユウヤさんが呼び込みだなんて珍しいわね」
ユウヤ「最近お客様減っちゃってね。君が来なくて皆寂しがってるよ?」
ここはさり気なく理由を探ろう
女性「あらそうなの。でも私、ホストクラブよりも素晴らしい出会いの場所を見つけたの!」
ユウヤ「出会いの場所?」
女性「そう出会いの場所。私もう行かなきゃ、それじゃあね」
出会いの場所…
客を呼び込む事は出来なかったが有益な情報は手に入れられた
ユウヤ「一輝さん!有益な情報を得られました。どうやら出会いの場所があるみたいです」
一輝「出会いの場所?調べてみる必要がありますね」
直ぐに一輝さんに知らせると何やら考え込んで客にさり気なく聞いてみるようにバックにいるキャストに言ってから何処かへ行ってしまった
月城さんなら聞き出せるかもしれない
今は亜蝶くんだったか
"出会いの場所"の情報を集めなければ
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作者名:ぷりん | 作成日時:2021年1月3日 15時