八人目 ページ10
Aside
セピア先生の声でゲームのポーズ音が部屋の各所から聞こえる。
この音はむずむずする。
ゲームが途中で止まるのだ。
さっさと続きをやりたくなる。
セピア「今日からゲーム部に入部したA?ちゃんだ。アブさん、あくまでも生徒ですからね?」
セピア先生のその言葉で金髪のイケメンさんがにやりと口角をあげる。
アブ「そんなこと言ってぇ〜wセピアさんだって、さっきの忘れたとは言わせませんよぉ〜?w」
セピア「それは無かったことで〜♪さって、僕はセピアって言って、金髪の変態が…」
アブ「変態じゃないです〜w俺がアブって言うの。アブ先生って呼んでくれると嬉しいなぁ♪」
アブ先生って言うと、死神君の担任の先生か。
コジマ「で、俺が、コジマって、言うんだよ!!!」
セピア「あぁ、本名は、コジマ店員ね」
A「あ、はい」
ニコルと「セピーアせんせー、今日、明日、明後日の部活ってどこですか?」
セピア「あぁ、アブさんt……」
アブ「い、いやぁ?ここっ、今週末は、コジん家じゃ、ないっけぇ〜?」
アブ先生の声が裏返った。
茸「まぁ、アブ先生の家は片付けないと女の子入れらんないっすよねw」
A「え、アタシは週末の部活に参加できないんですか!?」
なんてこった…。
セピア「いや、そんなことない!!アブさん!!」
アブ「はいっ!?」
セピア「下校時間になったら、みんなでアブさん家に向かうから、今から家に走って、家を片づけて下さいね?」
アブ「え!?イケメンアブさんに隠すものなんt…」
セピア「じゃぁ、皆さん、今からアブさん家行きますよー」
アブ「いってきまーす」
アブ先生はセピア先生の言葉を聞くなり、部室を飛び出していった。
全-アブ「いってらっしゃーいw」
セピア「じゃあ、下校時間までゲームしますよー」
〜数時間後〜
クロノア「セピア先生、もう時間ですよ」
セピア「あ、ホントだ。じゃ、片付けて、各々アブさん家に向かって下さいねー」
アタシは隣に座るコジマ先生に声をかける。
A「泊まりですか?」
コジマ「あぁ、そうだ。セピアさん、泊まりなんですか?」
セピア「泊まりだよ?」
A「あ、それと、アタシアブさん家知らないんですけど…」
セピア「あ、じゃあ僕と一緒に行きましょうか」
A「あ、はいっ」
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