13-王様からの手紙−2 ページ15
彼、ドナルドは中庭へ着きある人物を呼んだ
ド「グーフィー騎士隊長！大変だ！！」
ある人物とは大きないびきをかいて寝ている
グーフィーのことだった
グーフィーは王様に仕え、支える騎士であり、
ドナルドと同じく、王の親友でもある
呑気にぐっすり眠っているグーフィーに
ドナルドは怒り、
彼に向けてサンダーを放った
するとグーフィーは案の定、飛び起きた
グ「＿＿＿
やあ、ドナルド。おはよう」
寝ぼけているのか、呑気に挨拶するグーフィー
しかしドナルドはそれどころではなく
「たたた大変だ！」
と言ってすぐに話題を切り替えた
ド「………誰にも言っちゃダメだぞ？」
辺りを確認し、小声でグーフィーに言う
グ「＿ミニー王妃？」
ド「王妃もダメ！」
グ「デイジーも」
ドナルドはブルブルと首を振り
警戒しながら口元に指をあてた
ド「シーッ！トップシークレット！」
グ「おはようございます」
ド「グワッ？」
ドナルドはゆっくり後ろを振り向くと
ミニー王妃が＿＿
そして彼女の側近でご立腹の様子である
デイジーの姿があった
そう＿＿グーフィーが口にしていた名前は
ドナルドにこの二人に言ってもいいのか
“聞いた”のではなく
“お会いした”から口にしたまでなのだ
ミニー王妃はわかっていないのか、首をかしげた
それに対しデイジーは
どんどん青筋を浮かべていく
ドナルドはその様子に苦笑いをし、事情を話した
.
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