ドラゴンナイト～幻の9人～ (ページ37)

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髙木side
有「で、でも！この森の名前はパートメネルじゃないの？！」

髙「そうだよ！森の名前も違うし、第一ここがあそこだっていう証拠が、、、。」

薮「、、、いや、証拠がないわけじゃない。」

伊「どうやらそうらしいね。ほら。」

伊野尾くんが見せてくれたパソコンの画面。それにはこの森の地図が写っている。

髙「、、、！」

この森の名は、、、ゲテル。

少なくともこの画面が映し出す真実はそうだった。

有「じゃあ何で、あの村の人たちはパートメネルって、、、」

薮「よく考えれば変だったんだ。依頼を受けて村に行ったのに、村娘1人しかいなかった。話によると消えたのは３５人。でも３６人だけの村があんなに大きいか？それにあの村には子供がいるっぽかったのに、話にも出てこなかった。つまり、、」

伊「あの女の子は敵の手下で、ゲテルだって気付かせない為に嘘をついたんだ。恐らくあの村の住人は捕まってるんだろうな。」

光「で、何の狙いでこんなところまで、、。」

髙「、、、7。」

薮「7が行ってる森の名前は？」

有「確か、フェルネイド！」

伊「気づくのが遅かった。フェルネイドなんていう名前の森、無い。」

髙「ねえ、外に誰かいない？」

薮「、、、！伊野尾、危ない！」

外から弾丸が飛んでくる。

薮くんが伊野尾くんに被さって、能力で弾丸を凍らせる。

薮「誰だ？！」

？？「はぁ、血の気がおおいなぁ。まぁいいか。おやすみ～。」

シュー

光「ふ、ふぁぁあ。」パタッ

薮「な、何を、、、」

髙「吸っちゃダメ！睡眠ガスだ！」

有「光くん！げほっげほっ」

伊「ごめ、眠い、、」パタッ

薮「た、かき、、。」パタッ

髙「眠い、、、お前ら誰だ？」

？？「流石毒の能力者。耐性はあるようだな。では、貴君にはこちらを差し上げるとしよう。」

ど、毒矢？！

避けきれる訳無いじゃん！

俺たちを狙うとか、何者なんだ、、、？