ドラゴンナイト～幻の9人～ (ページ32)

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薮side
7が泊まり込みで、護衛に付いているからBESTは暇。

仕方ないから小さな農村から来ていた調査依頼にBEST全員で来ている。

髙「何を調査して欲しいの？お嬢ちゃん？」

光「何でもやってくるよ。貴方達が安心して暮らせるならさ。」

伊「任せてよ。何でもこなせるから。」

薮「俺たち、能力が使えるんだ。これが貴女の為になるなら喜んで使うよ。」

有「ねぇ、俺たちに任せてみない？」

村娘「じ、実は、、。

村人がどんどん消えていくんです。」

薮「消える？どゆこと？」

村娘「あそこの森に山菜を取りに行ったおばあちゃんが最初の犠牲者でした。帰ってこないおばあちゃんを探しに行った男の子たち30人もいなくなって。ついこの間、うちの家族が、、。」

有「そうだったの？辛かったね。」

村娘「だ、だから、あの森を調べて欲しいの。」

髙「ん。分かった。」

光「心配しないで。みんなを連れて戻るから。」

村娘「あ、ありがとうございます！お礼といっては何ですが、能力者の方なら、使えると思います。」

渡されたのは、小さな薬瓶。

薮「これは？」

村娘「能力を上げる薬です。一時的にだし、副作用もあるから危険かもしれないですが、、。」

有「ありがとう！貰っておくね。」

よっし、そろそろ行きますか。

病明けの肩慣らしには良いかもね。