飴を食べたら、海賊に？！

えっと…どちらさま？(；・∀・) ページ29

山田side
高「え…っと、状況を整理すると…くまとでかい刀持ってる人が流れてきた感じかな…？」

薮「全然整理できてない気がするんだけど。」

有「あぁ！！！この人知ってる！！王下七武海の一人、トラファルガー・ローだよ！このくまはローの海賊船の船員のベポだと思う！」

「あぁぁぁ！！よくみたらそうじゃん！何でいかだに乗ってんだ？ローの海賊船って潜水艇みたいな感じじゃなかったっけ？」

でも、帽子といい、刀といい、明らかにローなんだよな…介抱して事情聞くか。

「知念、多分脱水症状だから介抱してくれる？事情聞くのはそれからだし。」

知「わ、分かった…。」

数十分後

ロー「げほっげほっ…っここは…？」

「お、目ー覚めた？」

ロー「麦わら屋…？どうしてここに…ベポは？」

知「ベポならここ。でも気持ちよく寝てるみたいだから、ほっといてあげたら？」

ロー「…どうやら助けてもらったようだな、医者として情けねぇ。麦わら屋、感謝する。」

「まーまー。そこはおいといて、何でローたちは流れてきたんだ？」

ロー「…ユースタス屋に吹き飛ばされた。ベポは俺に引っ付いて来ただけだ。」

どうやら話によると、ここからかなり離れた島でたまたまキッド海賊団に遭遇して、言い争っていたらキッドが怒って、能力で二人を飛ばしてしまったらしい。途中で海底の石ころとその島で作っていたいかだを「シャンブルズ」で入れ換えたのは良かったものの、食べ物や飲み物はなく、能力者なので海水にも触れられず、数日間漂流していたらしい。

光「いや、ローの能力で手に入れれば良かったんじゃ…」

ロー「いつ海軍に遭遇しても良いように、温存してたんだよ。オペオペの実は能力に限度があるからな。」

岡「…なるほどね。」

「で、どうすんだ？これから島に戻って仲間と合流するか？」

伊「それはあんまり良くないんじゃない？あそこの周りは海軍がウジャウジャいるみたいだし。」

ロー「ナミ屋の言う通りだ。一応仲間には次の島のビブルカードを渡してある。そこについては問題ないだろう。」

中「で、次の島って？」

ロー「…サンオン島だ。そこにいる、ある男に用があってな。」

薮「目的地は一緒だけど…用って？」

ロー「…シャルロット・ザピークという男にだ。珍しい医学書を多数保有していると聞いた。」

光「なるほどね。それを見に行きたいと。いいんじゃね？どうせやること決まってないし」

山「そうだな！よし、サンオン島を目指そう！」

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