. ページ9
七海 side
「おっ!七海やっと来た〜」
画面には五条さんと家入さんが映っていた
「遅れるなんて珍しいな。七海、どうかしたのか?」
「すみません少し手間取りまして」
「も〜七海ったらおっちょこちょい〜」
「悟、全員揃った所だし、大事な話って何だ?」
「会議をするほど何かあったんですか?」
「え?大事な話?そんなん僕言ったっけ」
言い出しっぺの五条さんは画面越しできょとんとした顔をしている
「はい。言ってました」
「あー、あれね…嘘嘘!」
「「は?」」
「だってさ、なんか流行ってるんでしょ?リモートって!だからやってみたくてさー。こうでも言わないと2人付き合ってくんないじゃん?」
「「…」」
「もー2人ったらそんな怖い顔しないの!七海ったら青筋まで立てちゃって〜」
「切っていいですか」
「ごめんごめんごめん!切らないで!ほら、僕のこの可愛い顔に免じ…」
ブチッ
さっき彼女に退出する時のボタンを教えてもらっておいてよかった
…やはり彼のことだから大した話ではないだろうと思っていたが予想通りだった
何かあったのではないかと心配した自分が馬鹿だったな
『あれ、もう会議終わったんですか?』
しばらくすると彼女はリビングへ戻ってきた
私は彼女にさっきあったことを全て話をした
『フフッ…五条さんらしいですね』
「ほんとあの人には振り回されてばかりです」
『…でも会議がなくなったおかげで建人さんと2人の時間を過ごせますね』
そう言い彼女は頬を少し赤らめて私の肩へ寄りかかった
珍しいことに甘えてくる彼女がたまらなく可愛くて愛おしく思い、2人の甘い時間を過ごした
________________________________
「ごめんごめんごめん!切らないで!ほら、僕のこの可愛い顔に免じて許してよ〜」
ー七海さんが退出しましたー
ー家入さんが退出しましたー
「っておい!!なんで2人ともいなくなるんだよ!クッソ〜あいつら……悠仁たち誘お」
ピッ
「もしもし悠仁?あのさー」
どうしてもリモートをやりたかった五条であった
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←if5
174人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モチムギ(プロフ) - りゅうさん» こんにちは!度々ありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです!引き続き応援よろしくお願いします (2020年10月29日 16時) (レス) id: 9e67ac7cc0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう - モチムギ様こんにちは!猪野くんとヒロインちゃんの初対面とても楽しかったです!まさかの猪野くんの質問攻めには七海さんが大好きで尊敬してるのが伝わりました(笑)また五条先生の連載も読ませていただいてます。これからも応援しております! (2020年10月29日 13時) (レス) id: 70aa81165b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モチムギ | 作成日時:2020年10月26日 1時