検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:29,290 hit

if 2 ページ2

your side








今日は2人で家電や家具など同居に必要なものを買いにショッピングモールへ来ている



『えっと…次はここですかね!』


「そうですね。行きましょう」




私たちはマップを確認してはぐれないように手を繋いで歩き出す。


ここは大型ショッピングモールなのでマップを見ながらじゃないと行きたい店にはなかなかつけないし、迷子にもなったら大変だ。




『ん?』



しばらく歩いていると、1人の女の子が泣いているのが見えた。



『建人さん。あの子』


「ん?…迷子ですかね」


『そうかもしれません。声かけましょう!』


そう言い私たちは女の子の方へ駆け寄った



『どうしたの??』


「うわああああん…ヒック…ママと、はぐれちゃったの…ヒック」



泣いている女の子を落ち着けるために背中をさすったらすぐに泣き止んでしっかり話をしてくれた




「お母様の名前や外見など詳しいことは分かりますか?」


建人さんがそう女の子に聞くとさっき少し泣き止んでいたのにまた泣き出してしまった



「うわあああああん…おじちゃんこわいいい」


「お、おじ…」


『フフッ』



建人さんは、おじちゃんこわいと言わて心なしかダメージを受けているように見える。


あまりにもショックを受けていたのでなんだか面白くてつい笑ってしまった



「Aさん。笑っている場合ではありません。」


『あ、すみません。…えっと、じゃあ私たちと一緒にママ探そうか!』


「…ヒック…ほんとに?」


『うん!名前はなんて言うの??』


「…あかね」


『じゃあ、あかねちゃん!ママを一緒に探しに行こう!』




そう言い私は、あかねちゃんの手を握って迷子センターへ歩き出す。



建人さんと私の間にあかねちゃんがいる状態だが、あかねちゃんが手を繋いでいるのは私だけだ。



やっぱりまだ建人さんが怖くて繋ぐことができないのだろうか。



「…おじちゃんも」


そう言いあかねちゃんは建人さんに手を差し伸べた



「…はい」


彼はまだおじちゃん呼びをされていて少し落ち込んでるようでまた笑そうになったのでグッと堪えた

.→←if 1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
174人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 七海建人
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

モチムギ(プロフ) - りゅうさん» こんにちは!度々ありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです!引き続き応援よろしくお願いします (2020年10月29日 16時) (レス) id: 9e67ac7cc0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう - モチムギ様こんにちは!猪野くんとヒロインちゃんの初対面とても楽しかったです!まさかの猪野くんの質問攻めには七海さんが大好きで尊敬してるのが伝わりました(笑)また五条先生の連載も読ませていただいてます。これからも応援しております! (2020年10月29日 13時) (レス) id: 70aa81165b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:モチムギ | 作成日時:2020年10月26日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。