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your side
今日は2人で家電や家具など同居に必要なものを買いにショッピングモールへ来ている
『えっと…次はここですかね!』
「そうですね。行きましょう」
私たちはマップを確認してはぐれないように手を繋いで歩き出す。
ここは大型ショッピングモールなのでマップを見ながらじゃないと行きたい店にはなかなかつけないし、迷子にもなったら大変だ。
『ん?』
しばらく歩いていると、1人の女の子が泣いているのが見えた。
『建人さん。あの子』
「ん?…迷子ですかね」
『そうかもしれません。声かけましょう!』
そう言い私たちは女の子の方へ駆け寄った
『どうしたの??』
「うわああああん…ヒック…ママと、はぐれちゃったの…ヒック」
泣いている女の子を落ち着けるために背中をさすったらすぐに泣き止んでしっかり話をしてくれた
「お母様の名前や外見など詳しいことは分かりますか?」
建人さんがそう女の子に聞くとさっき少し泣き止んでいたのにまた泣き出してしまった
「うわあああああん…おじちゃんこわいいい」
「お、おじ…」
『フフッ』
建人さんは、おじちゃんこわいと言わて心なしかダメージを受けているように見える。
あまりにもショックを受けていたのでなんだか面白くてつい笑ってしまった
「Aさん。笑っている場合ではありません。」
『あ、すみません。…えっと、じゃあ私たちと一緒にママ探そうか!』
「…ヒック…ほんとに?」
『うん!名前はなんて言うの??』
「…あかね」
『じゃあ、あかねちゃん!ママを一緒に探しに行こう!』
そう言い私は、あかねちゃんの手を握って迷子センターへ歩き出す。
建人さんと私の間にあかねちゃんがいる状態だが、あかねちゃんが手を繋いでいるのは私だけだ。
やっぱりまだ建人さんが怖くて繋ぐことができないのだろうか。
「…おじちゃんも」
そう言いあかねちゃんは建人さんに手を差し伸べた
「…はい」
彼はまだおじちゃん呼びをされていて少し落ち込んでるようでまた笑そうになったのでグッと堪えた
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モチムギ(プロフ) - りゅうさん» こんにちは!度々ありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです!引き続き応援よろしくお願いします (2020年10月29日 16時) (レス) id: 9e67ac7cc0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう - モチムギ様こんにちは!猪野くんとヒロインちゃんの初対面とても楽しかったです!まさかの猪野くんの質問攻めには七海さんが大好きで尊敬してるのが伝わりました(笑)また五条先生の連載も読ませていただいてます。これからも応援しております! (2020年10月29日 13時) (レス) id: 70aa81165b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モチムギ | 作成日時:2020年10月26日 1時