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your side








「うわ、美味そ〜!」


「お前どんだけ頼んだんだ」


「ちょっと、その中に私のも入ってんのよ!あんた全部食べないでよね!」


「あ、悠仁が今食べてるの僕のだよ」


「まじで!先生ごめん!」


「うそうそ」


「『…』」





私と建人さんは今日、悠仁くん、伏黒くん、野薔薇ちゃん、五条さんの4人と一緒に食事をしにきている





そろそろ籍を入れるので報告をしようと言うことになり、建人さんが4人を食事に誘ってくれた





私は伏黒くんと野薔薇ちゃんとは今日会うのが初めてだったが、2人ともとてもいい子で野薔薇ちゃんなんてすぐに打ち解けることができた




「そういえばさ、ナナミン。なんで急にご飯なんて誘ってくれたの?」



悠仁くんがそう聞いてきたので建人さんの方を見ると彼は私に微笑み頷いた



「実は今日ご報告がありまして」



彼がそう言うとさっきまで騒がしかったのが嘘のようにみんなが姿勢を正して建人さんの話に集中する



「実は私たち結婚することになりまして来週あたりに籍を入れようと考えてます」




「えええ!!まじで!おめでとう!」


「本当に!?Aさん、七海さんおめでとうございます!!」


「おめでとうございます」


「ま、僕は知ってたけどね〜」


「え、そうなの!?」


「嘘つかないでください。五条さんには言ってません。」




みんなはとても驚いていて自分のことのように喜んでくれた



それがすごく嬉しくて幸せでたまらなかった



「じゃあ、Aさんは苗字、七海になるんですよね?」



野薔薇ちゃんが突然そう聞いてきた



「うん!まぁそうなるね!」


「へぇ〜七海Aか〜!なんかしっくりきますね!」



自分の名前が愛する人の苗字にしっくりくると初めて言われたのでとても嬉しい



やっぱり野薔薇ちゃんは女心がわかってるなぁ




「七海さんって呼んだら2人とも振り返ってしまいますね」


「え〜なにそれウケるんだけど!七海が2人いるって聞いたら伊地知なんかストレスで胃に穴が空いちゃうんじゃない?」


「ひっぱたいていいですか?それに彼のストレスの原因は貴方だと思います」







みんなとお話しして隣には大好きな彼がいて本当にこのひと時が幸せで楽しくて堪らなかった。

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モチムギ(プロフ) - りゅうさん» こんにちは!度々ありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです!引き続き応援よろしくお願いします (2020年10月29日 16時) (レス) id: 9e67ac7cc0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう - モチムギ様こんにちは!猪野くんとヒロインちゃんの初対面とても楽しかったです!まさかの猪野くんの質問攻めには七海さんが大好きで尊敬してるのが伝わりました(笑)また五条先生の連載も読ませていただいてます。これからも応援しております! (2020年10月29日 13時) (レス) id: 70aa81165b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モチムギ | 作成日時:2020年10月26日 1時

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