Gossip Girl スキャンダルはいつも隣り合わせ 8

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セリーナ「Hi、ブレア！」




セリーナのその声に、思わず歩みを止める私




ブレアと電話をしつつも、そんな私に気づくセリーナは




私の腕を掴んで歩みを進める




その後も少しだけ話すと、すぐに電話を切ったみたいだった




「ブレア、何だって…？」




セリーナ「ブレア…来る事にしたって。」




「そう…」




ブレアが来るなら、セリーナとこうやって遊ぶのももう終わりかな




セリーナ「…あのさ、ブレアが来ても一緒にまた遊ぼうよ！」




セリーナはそう言ってくれたけど、ブレアはいい顔をしないだろう




セリーナ「私は2人とも大事だから…仲直りして欲しい。2人なら…」




私はいつの間にか、ブレアと仲直りをすると言うことも考えなくなっていた




「無理だよ…私、酷いこと言ってブレアを見捨てた。」




セリーナ「でも、それはブレアだって…ちゃんと話せばさ__」




「セリーナとブレアみたいには、いかないよ。…私は何だかんだ、外れた仲間だもん。」




セリーナ「外れた仲間って？」



「今でもここのルールを分かってないし、分かりたくもないし、離れてた分距離も遠いから。幼馴染だけど、皆とは、ちょっと違う…」




セリーナ「そんな事ないって…！」




あぁ、ネガティブモードに入ってしまったな




このままじゃセリーナを無駄に傷つけてしまうかもしれない

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