385 ページ38
「美味しい、セリーナっぽい味する。」
セリーナ「えー、何それ?褒めてるの?」
「褒めてるよー、本当に美味しいもん。」
セリーナ「なら、いいけど?Aも何か私に作ってよ!」
そう言われ、目の前に並ぶ酒棚を眺める
気になったものを何本か手に取り、どんな味になるのか想像しながら作っていく
出来上がったものをセリーナに出す前に味見することにした
ゴクリと1口飲み、失敗しては無かったことに安心する
だけど…
セリーナ「A?」
「何か、微妙かも…」
セリーナ「不味かった?」
「いや、美味しい…んだけど、なんて言うか…言葉に出来ない複雑な感じっていうか…」
そんな私に痺れを切らしたのか、セリーナは私の作ったカクテルを奪うと自分のグラスに注いで飲んだ
セリーナ「ん、美味しい!…けど、確かに複雑な味かも。」
「だよね。」
決して不味くは無く、むしろちゃんと美味しいのだが
なんて表現をすればいいのかわからない、何とも言えない複雑な味だった
セリーナ「…やっぱり、何かあったんじゃない?ねぇ、A。」
ついに身構えていた事を聞かれた
セリーナはまっすぐ私の目を見つめ、逃がさないというような力強さを秘めていた
118人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゅり(プロフ) - はるなさん» お久しぶりです、私も大分更新止めてしまいました💦やっと続編に取り掛かったので、お時間ある時にでも読んでもらえると嬉しいです! (2022年11月17日 17時) (レス) id: 9ee1cc18b2 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - ここ最近占ツク開けられてなかったのですが大量更新されてて一瞬で読んじゃいました!!NとAが一緒になってくれれば、、嬉しい…🤍これからこ展開も楽しみですっ (2022年9月16日 0時) (レス) @page50 id: 5bb229f52f (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - ひなこさん» ありがとうございます!きゅん要素増やしたいのに、ドロが増えてしまう作者ですが、これからもよろしくお願いします🙏 (2022年9月14日 1時) (レス) id: 9ee1cc18b2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - はるなさん» キュンキュンありがとうございます!この先もキュンキュン…出来るかなぁ…🫣 (2022年9月14日 1時) (レス) id: 9ee1cc18b2 (このIDを非表示/違反報告)
ひなこ(プロフ) - 見ててきゅんがとまらないです💗 (2022年9月4日 23時) (レス) id: c6b4abf85e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゅり | 作成日時:2022年8月24日 21時