Gossip Girl スキャンダルはいつも隣り合わせ 8

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「どこに居ても、コレからは逃れられないね…」




苦笑いでネイトに言うと、ネイトも同じような顔をしていた




ネイト「まぁ、僕はAとの事を書かれるのは別に構わないけど。」




「ふふ、ネイトってば。」




サラッとそんな事を言うネイトに思わず笑ってしまう




食事が終わり、歩いて帰ろうか。なんて2人で家までをゆっくり歩く




どちらからともなく、自然に手を繋ぐ私達




傍から見れば、仲のいいカップルなんだろうな




お互い、この先に進む言葉は言わないけど…




そう考えると切なくなる心は必然で




だけど、このもどかしい関係の方が無くなるよりはいい




結局はそこに戻るのだ




ネイトと歩きながら、今日の事を話す




何が良かったとか、何が美味しかったとか、またあのお店行きたいねとか




充実した幸せな一日を過ごせて私は満足だった




けれど、それを邪魔するかのように携帯がなる




誰からだろうと名前を確認すると、チャックからのものだった




私は出ずに、音が鳴らないようにしてからカバンにしまう




ネイト「あれ、出なくていいの？」




「いいのいいの。」




ネイト「そう？なら、良いけど。」




なんの用かは知らないが、その後も何度かカバンの中の携帯は震えていた

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