Gossip Girl スキャンダルはいつも隣り合わせ 7

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あ「...本当は、用ないんでしょ？」





エリース「え...？」





あ「それ、私が行くよ？」





エリース「ううん、大丈夫。」





エリース「これは私が返しに行くから。」





エリースはそう言うとニコッと笑って出て行った





余計なこと言ったかな...





でも、見ていられなかった





ジェニーも戸惑っていたようだけど





結局は皆について行ってしまったのだ





自分がやらされていたことを繰り返す





止めたくても止められない





こんな偽善者みたいなことしかできない自分に腹が立った





その夜、





Prrrr＿





セリーナから着信があった





セリーナ『もしもし、A！』





あ『どうしたの？セリーナ。』





セリーナ『ブレアがフランスに行くってブレアのママから聞いて。』





あ『え...』





セリーナ『今から止めに行くの。一緒に来てくれない？』





あ『.....。』





セリーナ『ちょっと、聞いてる？』





あ『...ごめん、行けない。』





セリーナ『どうして？アンタの気持ちもわかるけど...』





セリーナ『あの子の味方でいてあげよう。私たちが。』





セリーナ『あの子と一緒に戦うの。私たちも。』





あ『ごめんセリーナ、悪いけど...』





あ『そんな簡単なことじゃないの。』





あ『今の私には出来ない。』





セリーナ『わかった...もういいよ。』





そういうと電話は切れた＿＿＿

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