Gossip Girl スキャンダルはいつも隣り合わせ 7

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ママ「そうそう、ネイトと一緒に行くのよね？」




「うん、もうすぐ迎えに来ると思う。」




ママ「せっかくの休みだし、楽しんできなさい？」




そう言ってウィンクをするママ




よく分からないチャックとは裏腹に、




ネイトは優しく、時には少し強引に私を気にかけてくれていた




もともと最近は一緒に過ごすことが多かったネイトだが




この一週間で、またグッと大分距離が縮まったと思う




「あのね、別に私とネイトは付き合ってるわけじゃないからね？」




ママ「はいはい、わかってるわよ〜」




そんな事を言いつつも、ママは鼻歌なんか歌っている




ママと話しながら、何とか荷造りを終えた




すると、タイミング良くネイトが到着した所だった




ネイト「こんにちは！」




ママ「あら、ネイト！いらっしゃい！」




「Hi、ネイト。」




ママ「私達は残念ながら行けないんだけど...Aの事、よろしくね？」




ネイト「はい、もちろんです。」




ママ「そうだ！ネイトさえ良ければ、家の別荘使ってもらって構わないわよ？」




「えっ...！？」




ネイト「良いんですか？ありがとうございます。」




ママの突拍子のなさは慣れっこだと思っていたのに




ネイトも満更でもなさそうで...




ママ「じゃ、行ってらっしゃいおふたりさん！素敵な夏休みをね！」




ママはそう言い、トンっと背中を押される私達




何の反論も意見もいえぬまま、私のバケーションがついに始まるのだった___

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