Gossip Girl スキャンダルはいつも隣り合わせ 5

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あ「そこ座ってて。」





ブ「えぇ...」





あ「何か飲む？紅茶でいい？」





ブ「ありがとう...」





私はブレアの紅茶を入れ





適当に焼き菓子などを持って行った





あ「どうぞ。」





ブ「ありがとう。」





ブレアの向かいのソファに座り





私はプシュッと瓶ビールを開ける





ブ「もう飲むの？」





あ「いいでしょ？今日はもう予定もないし。」





なるべく優しい声音でいいつつ





ゴクゴクと喉を鳴らして一気に飲み干す





ブレアはそれを呆然と見ていた





ちびちびと紅茶をすすり





一向に話し出す気配がないブレアに多少イライラする





あ「ごめん、ちょっと着替えてきていい？」





ブ「えぇ、もちろん。」





そうして私は一回自室へ入った





暑苦しい制服を脱ぎ捨てて





下着の上に軽めのガウンを羽織る





戻ろうとしていったん立ち止まる





そして私はクローゼットの棚の上の奥の奥





帽子用の箱を手に取った





もう二度と開けることはないと思っていた箱





その禁断の箱を私は再び開けた

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