小鳥ちゃんと烏と猫と…HQ 3

second season 1 ページ10

__ﾋﾟｯ!



澤村｢ナイスレシーブ！｣

東峰｢(来た...！)｣

日向｢っ！｣

田中｢よっしゃー！行くぜ！っふん！｣

縁下｢っ！｣

田中｢っしゃー！｣

日向・田中｢｢うぇーい！｣｣

影山｢ぅ、うぇーい...｣

田中｢いい加減、慣れろ！｣



今日の烏野は紅白に分かれ、試合形式の練習をしていた



月島｢ホント、面白いように引っかかってくれるねぇ。｣

影山｢んだとコラ...！｣

山口｢まぁまぁ...！｣

｢2人とも、喧嘩しないー！忠、ナイッサー！｣

山口｢うん！...ふーっ、｣



東峰｢(今度はどっちだ...！？)｣

田中｢ふんっ！｣

西谷｢っく！｣

田中｢えっ...！｣

西谷｢へへっ...！｣

菅原｢っ！｣

東峰｢っふ！｣

日向｢ローリングサンダー！｣

西谷｢おう！ローリング！サンダー！アッハッハッ！｣

日向｢おぉぉー！かっけー！｣

田中｢すまねぇ、完全フリーだったのに...｣

月島｢...うるさい、｣



今日も気合いの入っている烏野



澤村｢よし！切り替えていくぞ！｣

｢｢｢おッス！｣｣｣

西谷｢山口ナイッサー！｣



___ﾋﾟｯﾋﾟｰ！



烏養｢おーし、今日はここまでだ！｣

日向｢もう1セット、お願いします！｣

影山｢お願いします...！｣

烏養｢あのなぁ、我武者羅にやりゃ良いってもんじゃねぇぞ...キャプテン、お前からも何とか言ってやって...｣



困り、澤村にそう促す烏養だが、烏野メンバーは全員、まだギラギラとしていた



烏養｢お前らなぁ...｣



そうして結局、そこから2試合続けたのだった



日向｢まだ打ち足りない...影山、まだいけるよな？トス上げてくれ。｣

影山｢おぅ。｣

日向｢A、ボール出し頼む！｣

｢え、あ...｣

田中｢まだやんのかよお前ら...！｣

澤村｢コラ！片付けもあるんだし、今日はもう終わり！｣

｢ほら...ストレッチして！｣



そんな時、慌てて体育館へ入ってくる武田



武田｢っだぁ...！っ！｣

日向｢先生...？｣

田中｢タケちゃん...！｣

烏養｢大丈夫か！？｣

武田｢...っ行きますよね！？｣

日向｢どこに？｣

影山｢鼻血出てます！｣



影山にそう言われた武田だが、そんな事は気にしないとでもいうように話を続ける



クイッとズレたメガネを直しながら、武田は言った



武田｢東京！｣

日向｢東京ってもしかして...音駒！？ですか！？｣

影山｢練習試合ッスか？｣

武田｢うん！けど、今回は音駒だけじゃないんだ！｣

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