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「あ、スガさん…!すみません、遅くて…!」

菅原「ううん、良いべ〜」



そう言って菅原はAの頭を撫でた



菅原「今回もウチのAちゃんが大変お世話になりまして…」

黒尾「えっ…」

「(何か…スガさん、笑ってるけどオーラが黒い…?)」

菅原「ほら、Aちゃん行こう。」



そう言ってAの手を取り歩き出す菅原



黒尾「あ、おい!A!」

「あ、じゃあまた夏合宿でね!皆もまた…!」

黒尾「またしばらく、俺のAがお世話になります〜」

菅原「いえいえ〜、ウチのAちゃんなので当然です〜」



そんな事を言い合う黒尾と菅原は、ゴゴゴ…と音がしそうな笑顔だった



黒尾「案外やるな…スガちゃんめ…」

孤爪「…俺の、とか言っちゃって。」

夜久「お、ヤキモチ研磨だ。」

木兎「何だー?」

赤葦「…ほら、行きますよ木兎さん。」



そして、音駒や木兎達に見送られ、烏野のバスは発車したのだった___



「あぁぁー仁花ー!」

谷地「えっ、ど、どうしたの…!?」

「ごめんねぇ…初めての遠征合宿だったのに、全然一緒に居られなかった…!」

谷地「あぁ!…大丈夫だよ。清水先輩も居たし…お疲れ様、A!」

「ありがとう…けど、仁花ともっと一緒にマネの仕事やるはずだったのにな…」

谷地「あはは…スゴかったね、あの音駒のトサカの…」

「クロね…幼馴染だからって、人の事こき使い過ぎなんだよ…」

谷地「(そういう訳じゃないと思うけどな…)」



そうして谷地と存分におしゃべりし、2人はいつの間にかスヤスヤと眠りについた___



武田の運転するバスは烏野高校へと到着する



武田「はーい、皆さん!お疲れ様でした!」

「「「っしたー!」」」

武田「えー、明日はお伝えしていた通り、体育館に点検作業が入るので、部活はお休みです。この所、休み無しでしたので、ゆっくり休んで下さい!」



そして、それぞれ着替えの為に更衣室へと向かう



清水「じゃあ、2人ともお疲れ様。」

谷地「お疲れ様でした…!」

「お疲れ様です!」



一足先に出ていった清水の後に、2人も更衣室を出る



谷地「あれ…?」

「ん、どうした?」

谷地「いや…体育館、電気ついてて…」

「ホントだ…っまさか、」



ハッとするAは体育館へと向かう



中には予想通り、日向と影山が居た



「やっぱり…!」



まだ練習をしようとしている2人の姿に、Aは小さくため息を漏らした

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しゅり(プロフ) - 夏斗さん» コメントありがとうございます!楽しんでもらえて嬉しいです、これからも頑張ります! (3月12日 13時) (レス) @page39 id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗 - 初コメ失礼します! 続きめっちゃ気になります……! 全員との絡み、本当に最高で、ドキドキしながら読ませていただいてます! これからも更新頑張ってください!! (3月9日 16時) (レス) @page39 id: 73bfbf52f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» そう言って貰えて嬉しいです!ありがとうございます! (3月7日 20時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
やよたんっす - 癒やしです!まじで神! (3月5日 16時) (レス) @page29 id: dc6c137d93 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんで貰えるように頑張ります! (3月3日 16時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅり | 作成日時:2024年2月29日 18時

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