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田中「おぉー、小鳥ちゃんが嬉しそうに友達と喋っとる...!めっちゃ笑っとる...!」
西谷「あれが、ガールズトークってやつなのか...!」
烏養「フワフワしてんじゃねぇぞゴルァ!」
「あはは...先輩達怒られて...」
清水「烏野はね、昔は全国大会行けるほど強かったの。」
谷地「全国...!?」
清水「でもここ数年は落ちた強豪、飛べない烏なんて呼ばれてきた...今度こそ行くんだ、全国の舞台。」
いつの間にかそばに来ていた清水は、ハッキリとそう言いきった
「潔子先輩...!」
谷地「...すごい、すごいなぁ!私とは違うなぁ...!」
練習が終わり、ミーティングが始まる
武田「えー、明日ですが急遽、扇西高校から練習試合の申し入れがありましたので、お受けしました。インターハイ予選を見て、是非とのことでした。」
「「「おぉー!」」」
烏養「青城に負けた悔しさも、苦さも忘れるな。でも、負ける感覚だけはいらねぇ。とっとと払拭して来い!」
「「「おーっス!!!」」」
練習試合が決まり、テンションの上がるメンバー
日向「扇西って強いのかな!?」
影山「どこだろうと関係ねぇよ。」
田中「よっしゃ、やったるぜー!」
こうして、今日の練習は終わりを迎えた
「仁花お待たせー!帰ろっか!」
谷地「うん!」
先に着替えを済ましていた谷地と合流するA
歩き出そうとしていた時、体育館の中から武田達の会話が聞こえる
烏養「どうした?先生、難しい顔して。」
武田「あぁ、いや...あのですね、東京遠征の際に借りる予定だったバスが、どうも他の部と被ってしまって...借りられそうに無いんです。予定より費用が重みそうで...どうしたものかと。」
烏養「あぁ...俺ももうちょい、OBとかあたってみるわ。今後もぶつかる問題だろうしな。」
武田「すみません...僕も色々あたってみます。まぁ、いざとなれば貯金があるんで。」
烏養「いやいやいや...!将来の結婚資金とかに取っとけよ...!」
谷地「何か、大変そう...」
「だね...、先生なら本当にやりかねないし。私も何か出来ないかな...」
そう言って歩き出す2人の元へ、日向がかけて来る
日向「谷地さーん!マネージャーやる!?よね!?」
谷地「えぇっと...」
田中・西谷「「ヘイ!1年ガール、ヘイ!」」
西谷「君、是非とも烏野バレー部に入ってくれたまえよ。」
谷地「へっ...」
田中「君がいると、小鳥ちゃんが嬉しそうでたまらない。」
「えぇっ...」
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しゅり(プロフ) - 夏斗さん» コメントありがとうございます!楽しんでもらえて嬉しいです、これからも頑張ります! (3月12日 13時) (レス) @page39 id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗 - 初コメ失礼します! 続きめっちゃ気になります……! 全員との絡み、本当に最高で、ドキドキしながら読ませていただいてます! これからも更新頑張ってください!! (3月9日 16時) (レス) @page39 id: 73bfbf52f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» そう言って貰えて嬉しいです!ありがとうございます! (3月7日 20時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
やよたんっす - 癒やしです!まじで神! (3月5日 16時) (レス) @page29 id: dc6c137d93 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんで貰えるように頑張ります! (3月3日 16時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅり | 作成日時:2024年2月29日 18時