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3人で体育館に向かって歩いていく



清水「じゃあ、入ろうか。」

「はい!...行ける?仁花。」

谷地「ぅ...ぁ、お、おス!」



そして、体育館の中へと足を進めた



清水「ちょっといいかな?」

日向「おぉ!新しい人!見つかったんスね!」



清水とAの後ろにいる谷地の姿を見て、日向はそう言う



田中「なになにー?」

西谷「なんスか?」

谷地「ぅ、ぁっ、」



こちらへと向かってくる部員達に、フルフルと震え緊張している谷地



Aはそんな谷地の手をギュッと握りしめた



清水「えっと、新しいマネージャーとして仮入部の...」

谷地「ゃ、谷地仁花です...!」

澤村「おぉー!」

菅原「マジかー!すげぇ!」

日向「さすが清水先輩...!」

東峰「1年生...?」

谷地「っひぃ...!ぃ、1年5組であります...っ!」

月島「(あります...?)」

清水「実はね、仁花ちゃんはAちゃんが紹介してくれて...」

「同じクラスの友達なんです...!私もずっと仁花の事、マネージャーに誘ってて...」

菅原「おぉー、そうだったのかぁ!」



そんな菅原の後ろから、ジーッと谷地を見つめる田中と西谷



谷地はそんな2人に、ビクビクと怯えているようだった



菅原「コラー!お前ら失礼だろ...!そんな見たら...!」

「あはは...」



グイグイと2人に距離を取らせる菅原を、Aは苦笑いで見ていた



東峰「良かったなぁ、これで来年からもマネージャー2人体制だ...!」

日向「はい...!」

谷地「ぁ、ぃや...!」

清水「まだ、仮入部だから...!あと今日は突然だったし、顔見せだけ...」

谷地「ょ、よろしくお願いしゃす...」

「「「しゃース!」」」



部員全員に囲まれ挨拶される谷地は、またビクッと驚いていた



清水「慣れるまでは取り囲んでの挨拶は止めて...!」



清水は谷地を気使いそう注意をする



谷地「それじゃあ...ぉ、お邪魔しました...」

「仁花、下駄箱まで送る!」

谷地「え、いいよいいよ...!部活出た方が...!私なんて1人で大丈夫だから!」

「ダメ。送りたいから行く!」

谷地「うぇっ...!?」

「あと、私なんてとか言わないで?仁花は私の大事な友達なんだから...!」

谷地「ぇ、ご、ごめん...」

「分かってくれればいいよ...!」

谷地「ぉ、おス...!」



そんな仲睦まじいやり取りをする2人に、清水も部員達もどこかホッコリした気持ちになった

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しゅり(プロフ) - 夏斗さん» コメントありがとうございます!楽しんでもらえて嬉しいです、これからも頑張ります! (3月12日 13時) (レス) @page39 id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗 - 初コメ失礼します! 続きめっちゃ気になります……! 全員との絡み、本当に最高で、ドキドキしながら読ませていただいてます! これからも更新頑張ってください!! (3月9日 16時) (レス) @page39 id: 73bfbf52f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» そう言って貰えて嬉しいです!ありがとうございます! (3月7日 20時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
やよたんっす - 癒やしです!まじで神! (3月5日 16時) (レス) @page29 id: dc6c137d93 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんで貰えるように頑張ります! (3月3日 16時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅり | 作成日時:2024年2月29日 18時

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