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武田の言葉に顔を背ける4人、しかしそのまま話を続ける
武田｢予想はついてるかもしれないけど、赤点の教科があった場合、その補習が週末に行われるので...遠征には行けないから。｣
カタカタと震える4人に、武田はズバリと言い放った
現実逃避をするべく走り出す田中と西谷を、縁下が捕まえる
日向｢赤...赤点て、何点ですか...！？｣
菅原｢そっから...！？｣
影山｢......、｣
山口｢影山が息してません...！｣
月島｢赤点は無いデショ。｣
縁下｢無いね。｣
日向｢っ教頭先生に一生懸命頼めば、きっと...！｣
月島｢まずは一生懸命赤点を避けなよ。｣
武田｢教頭先生の承諾は貰えても、補習になった場合そっちが優先だよ。｣
日向｢ガーン...コーチ！｣
烏養｢ま、まぁ...学生である以上は、避けて通れんよなぁ...｣
日向｢そんなぁ...｣
烏養｢根性だ！気持ちが大事だぞ！｣
日向｢精神論...！？いや、この際それでも良いです！教えてください！｣
烏養｢...日向よ。これはあまり言いたくは無かったが...この俺が勉強出来るタイプに見えるか？｣
烏養にそう言われ、ガックリと膝から崩れ落ちる日向
菅原｢日向、そこまで思い詰めなくても多分大丈夫だよ...｣
日向｢俺、小テスト2桁以上の点数殆ど取ったことないですけど...大丈夫ですか？｣
菅原｢えっ...｣
想像以上の現実に、言葉を失う菅原
ギャーギャーと騒ぐ3人と未だに落ち込んでいる影山を横目に、月島は笑っていた
月島｢アハハ、阿鼻叫喚〜！｣
｢コラ、煽るなっての...！｣
澤村｢狼狽えるな！テストまでまだ時間はあるんだ...このバカ4人抜きで、烏野のMAXが発揮出来るか！？いや、出来ない！｣
田中｢嬉しいような...悲しいような...｣
｢大地さん辛辣...｣
澤村｢やってやる...全員で、東京行ってやる！｣
烏養｢と、とりあえずお前ら着替えてこい...！｣
烏養にそう促され、この場は一旦引き上げる事にする
｢大丈夫ですかね...｣
清水｢うーん...どうだろう。｣
｢...心配だな、｣
着替えながらあの4人を心配するマネージャー2人
その頃男子更衣室では、4人は澤村からの助言を受けていた
澤村｢お前らがこれからまず絶対に守る事は、授業中に寝ない事！｣
東峰｢そっからなのか...｣
澤村｢根性だけでいきなり徹夜！日中の授業も部活もグズグズ！なんて事は以ての外だ！｣
そんな4人を尻目に、月島はさっさと更衣室を出ていくのだった___
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しゅり(プロフ) - 夏斗さん» コメントありがとうございます！楽しんでもらえて嬉しいです、これからも頑張ります！ (3月12日 13時) (
レス) @page39 id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗 - 初コメ失礼します！ 続きめっちゃ気になります……！ 全員との絡み、本当に最高で、ドキドキしながら読ませていただいてます！ これからも更新頑張ってください！！ (3月9日 16時) (レス) @page39 id: 73bfbf52f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» そう言って貰えて嬉しいです！ありがとうございます！ (3月7日 20時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
やよたんっす - 癒やしです!まじで神！ (3月5日 16時) (レス) @page29 id: dc6c137d93 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんで貰えるように頑張ります！ (3月3日 16時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅり | 作成日時：2024年2月29日 18時
