検索窓
今日:64 hit、昨日:276 hit、合計:180,507 hit

6 ページ7

東京side___



黒尾「よーし、お疲れ!ほら、研磨帰んぞ〜」

孤爪「あ、うん…」

山本「あ、俺も行きますー!」

黒尾「お前はまた歩きながらゲームして…危ねぇぞ?」

孤爪「違う…メールしてるだけだし。」

山本「メール…!?」

黒尾「ははーん、さては…Aだな?」

孤爪「まぁ…そうだけど。」

山本「A…?えっ、女の子…!?誰っスか!!」

黒尾「んー、大事な女。」

山本「え、え…か、彼女…!?」

孤爪「…違う。…まだ。」

黒尾「はぁ?なーにが、まだ。だ!そう簡単にはやらねぇよ!?」

孤爪「クロうるさい…それに、Aはクロのものじゃないでしょ。」

黒尾「んなっ…生意気だな!」

孤爪「ふん…」

山本「(何だ何だ…取り合いなのか!?一体どんな女子なんだ…!?)」

黒尾「俺は電話掛けちゃうもんね〜」

孤爪「あっ…!ちょっと!」



prrr....



黒尾「よー!A、元気してっか?」

『クロ!めちゃくちゃ元気!今丁度、研磨とメールしてて…』

黒尾「おー知ってる、今一緒にいるし。」

『あ、そっか!部活終わり?』

黒尾「そうそう、帰ってるとこでな。」

孤爪「(俺も掛けようと思ってたのに…先取られた…)」

山本「(えぇー…研磨のやつめちゃくちゃテンション下がったぞ…)」

黒尾「そっちはどうよ?高校生活1日目は。」

『何かね、男子と3対3でバレーボールの試合する事になった!』

黒尾「へぇ…って、はぁぁ!?何だそれ!?おま…A、マネージャー希望じゃないのかよ!?」

『うん、何かそうなんだけど…流れで。(クロ、お前って言いかけたな…)』

孤爪「(え、何…何話してるんだろ…)ちょっと、クロ変わって。」

黒尾「あ、おい、研磨…!」

孤爪「もしもし、A?」

『研磨!お疲れ様!』

孤爪「ありがとう…ねぇ、クロがすごい驚いてたけど…どうしたの?」

『あぁ、それがね…かくかくしかじかで…』

孤爪「それ…大丈夫なの…?」

『うん、私やれると思う!て言うか、すごく楽しみ!』

孤爪「(いくら俺達とやってたからって…普通に心配なんだけど。)」

『だからさ__』

菅原『あ、いたいた!Aちゃーん!』

孤爪「(誰…男の声…随分、馴れ馴れしいな…)」

『あ、スガさん!ごめん研磨、また後でかけ直す…!』

孤爪「え、ちょっと待って…!」



プツッ__ツーツー__



黒尾「A、何だって?」

孤爪「何か…男来て、切られた…」

黒尾「な、はぁぁぁ!?」

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
223人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しゅり | 作成日時:2023年4月5日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。