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澤村「何より、空中戦で日向の高さにかなう奴、ウチのチームじゃ月島と影山位だ。だから日向、自信持って__」
日向「はぃぃ…！！俺、頑張ります…！いっぱい点とって、囮もやって、サーブもブロックもクイックも…！」
「翔陽、落ち着いて…！」
日向「うわぁぁ…！」
澤村「ショートした！日向がショートした…！」
___ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
谷地「あ、おはようA！」
「おはよー、仁花ー…」
谷地「あれ、どうしたの？」
「うーん…翔陽、大丈夫かなぁって思って…(飛雄、一言余計なんだよなぁ…)」
谷地「そ、そっかぁ…(何かあったのかな…すごい悩んでる…？)」
「はぁー…、(私が説明したら良かったかな…いや、それでも言うか飛雄は…)」
谷地「(力になってあげられない…無力だ私…！)ごめんね、」
「？何に謝ってんの、仁花？」
谷地「な、何でもない…！」
「…そ？あ、ねぇ！昨日の課題の答え合わせしよ…！私1個わかんない所あってさー、仁花分かる？教えて！」
谷地「あ、うん、もちろん…！(可愛くて、頭も良くて、運動も出来て…すごいなぁ…)」
そうしてやってきた、ついに練習試合の日__
部員「「「お願いしまーす！！」」」
武田「はーい！」
顧問の運転で青葉城西高校へと向かう一行
田中「ハッハッハ！日向、食いもんやるぞ！…って、何だその顔！？」
日向「へっ…？あ、ちょっと…昨日眠れなくて…うぐっ…ま、窓…窓開けても…ｳｯ」
田中「うぉあぁぉーーー！！バス止めてーーー！！！」
澤村「(あれ…)」
菅原「(何か…)」
影山「(予想以上に…)」
「(ヤバい…！？)」
日向「すみません…！田中さん、すみません！」
田中「いいっつってんだろうが、そんな事より、お前は大丈夫なのかよ？」
日向「はい…途中休んだし、バス降りたら平気です…！」
田中「そうか、なら良い！今日の試合はお前の働きにかかってるからな！3対3の時みたく、俺にフリーで打たしてくれよ！」
日向「う、あ…」
菅原「田中！プレッシャーダメ…！」
田中「え、何スか？」
日向「が、頑張り…ｩｸﾞｯ…」
「翔陽…！ゆっくり息吸って、吐いて、落ち着いて…！お水飲む？」
日向「ぁ、A…あり、がと…」
「大丈夫、ね？よしよし…(背中さすって、少しは落ち着いてくれたらな…)」
日向「ごめん…(うぅ、カッコ悪いな俺…)」
「謝らないで、私マネージャーだから…！トイレ行く？大丈夫？」
日向「A…、行く…」
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作者名：しゅり | 作成日時：2023年4月5日 19時
