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影山「じゃあ、俺こっちなんで…お疲れっした…！」
澤村「おー、また明日な！」
菅原「気をつけて帰れよー！」
「お疲れ、飛雄！」
菅原「そんじゃ、俺らも行くべ〜」
「はい！」
澤村「(あれ…スガ、こっち方面だっけか…？)」
菅原「いやー、それにしても今日のAちゃん凄かったね！想像以上すぎたよ、な、大地！」
澤村「っん！？あぁ…！それな、ホント驚いた。」
「いえいえ、そんな事無いですよ！ただ好きなだけなので…」
菅原「でも普通、男とやるのってちょっと怖いなーとか思ったりするもんじゃない？」
「んー、そうですかね…？」
菅原「パワーとか、やっぱ違うし。まともに受けたら痛いっしょ？俺、見てるだけでもヒヤヒヤしたよ…」
「うーん…痛くないって事は無いですけど…それは女バレでも同じだし…それよりも、やりたい！が勝ってましたね、あはは！」
菅原「えぇ、マジかー！？(こんな細っこい腕、折れちゃうよ…！？)」
「まぁ、でも楽しかったんで…！」
澤村「あのさ、1つ聞きたいんだけど…」
「何ですか？」
澤村「小鳥遊は…何でプレー側に行かなかったんだ？女バレがある事は知ってるだろ？」
「はい、もちろん知ってます。けど…私は自分がプレーするよりも、強い人や上手い人を近くで見て、近くで支えたいんです…！」
菅原「(おぉ…、目が輝き出したぞ…！)」
澤村「(おぉ…？けど今日あんなに楽しそうに試合してたよな…)」
「だから、今日は最高でした！まさかあんな真近で、飛雄と翔陽と同じチームで、なんなら飛雄のトスまで打たせてもらっちゃって…！」
澤村「そうか…(小鳥遊なりの理由がなんかあんのかな…)」
菅原「てかさ、どこであんなに鍛えられたのか気になるんだけど！なぁ、大地！」
澤村「あぁ、それは俺も気になってる。」
「東京にいた頃、幼馴染達と一緒にやってたんです。男バレのマネージャーしてたんで、たまにちょっと混ぜてもらったりして…」
菅原・澤村「「男バレとやってたのか…！？」」
「…？はい、やってましたね！」
菅原「(だから全然ビビってなかったんか〜！)」
澤村「(月島のタッパに怖気付かないのも、納得…か。)」
「やっぱり、バレーは楽しいですね！あのスパイク決めた時の気持ちいい感じ、好きです…！」
澤村「そうだな、何かマネージャーなのが勿体ない気がするよ…」
菅原「ならさ、たまに俺らも相手してもらったらいいんじゃん？」
「え…！(そんなん、めっちゃやりたい…！)」
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作者名：しゅり | 作成日時：2023年4月5日 19時
