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『おはよう…』





起きて居間に行くと、仕事のはずのお父さん、お母さん、そして学校のはずの妹がいた。





母「ダラダラと過ごしているのはあなただけよ。」



父「とりあえず座れ」



妹「遅れるんだけど。どう責任とるつもり?」





『あ、…ごめんなさい。』




空いている椅子に座ると、母は口を開いた





母「あなたに今日から寮生活、始めてもらうから。

それで成績も上がらない、何も変わらない様だったら高校生活が終わるのと一緒にあなたへの援助も一切辞めるから」




父「荷物はあらかたまとめてある。学校にも連絡は済んでる。早くお前は準備をして学校へ行け。寮への荷物は運んでおく」




妹「その汚ったない腕もどうにかした方いいんじゃないよ?いつまでもイッタイ厨二病みたいでキモイよ
成績も良くないし面白くもない、目立たないくせにそういう所で目立とうとするのまじキモイ」





母「わかったわね、寮の場所はここよ。」







『…はい』




あー。、1人か








寮か






逆にいいかもしれない








こんなこと言われたら普通悲しむよね。




私はそんな事ないけど。




『行ってきます』




返ってくるはずの無い「行ってらっしゃい」を



期待してしまう自分がいる。





私は外に出て、6人の家に向かった

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作者名:うみちゃん | 作成日時:2023年11月26日 17時

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