あなたの幼なじみになりたい【おそ松】 (ページ50)

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Uターンページ50

赤塚区、4年ぶり。

そう、私は、しっっかり大学を卒業して、しっっっかり赤塚区に戻ってきた

腕の傷はもうだいぶ治った。

痕は残ってるけど。

『わぁぁ、久しぶりだ…』

帰省しようにも帰ってくるなと親に言われ、

帰る場所なんてなくて

結局ずっと都心での暮らしを満喫してしまった

おそ松くんとは連絡をとっていたけど。

3年になって私はゼミに配属された。

それから忙しくなって、私はあまりおそ松くんと連絡を取らなくなった。

おそ松くんだけじゃない、六つ子のみんなもそうだ、

4年前にした約束。

守ってあげれなかった

ごめんね。

ちゃんと謝りたくて、

今私はここにいる

そう

おそ松くんの家の前、！

インターホンを鳴らすのが怖い。

『ふうー。。。大丈夫、ちゃんと正直に言おう』

私はインターホンを押した

ピンポーン。

｢はーい｣

この声…

おそ松くん、、！！！

忘れたことなど無かった

ずっと聞きたかった声

お｢ふぁぁ、誰〜｣

そう言って玄関が開いた

『お、おそ松くん、！久しぶり…覚えてる、、かな』

お｢え｣

わぁ、あんま変わってないけど大人っぽくなってる

かっこいいなぁ、相変わらず

『ご、ごめんね。ずっと、帰ってこなくて、連絡もあんま、取らなくなって、ごめん。。』

お｢…｣

おそ松くんからの返事は無い

私にはわかる

だてに1年付き合ってない

おそ松くん。怒ってる。

そりゃそう。

連絡も取らなくなって、音沙汰なくなった彼女が急に戻ってきたのだ。

誰だって怒る

お｢なに、今更。｣

『え…』

その一言で

私は1番最悪な事態になってしまっていることを

今更気づいたのだ。