あなたの幼なじみになりたい【おそ松】 (ページ38)

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文化祭1 ページ38

あれからしばらく経ち、

文化祭の季節を迎えた。

｢ってことで、今年の文化祭は1組と合同でやりまーす｣

A子｢え、じゃあE子もいるじゃん！おいB男チャンスじゃーん！｣

B男｢うるせーな！｣

C美｢B男ちゃんと男らしいとこ見せないと〜！！！｣

なーんでクラスは盛り上がってる中、私は窓を見て…

なんてことは出来ない

だって私の席は1番廊下側の後ろから３番目とかいうヒロイン席とは真逆の席にいるから。

私の前はカラ松くんだからいいけど。

クラスが文化祭で話題が盛り上がる中、私は壁にもたれて目を瞑った。

1組と一緒、かぁ

おそ松くんとチョロ松くんと一緒じゃん

ふふ、嬉しいなぁ。

A子｢てかさ、委員ちょー、今年何やるの？出店？｣

委｢出店って案が1組でも出てるらしいから、出店じゃないかな？｣

A子｢え私ら売り子やりたーい！！！｣

委｢詳しい話は次の時間の時に1組と合同で多目的室で話し合うみたいなんで、そんときに決めましょ｣

A子｢まじ楽しみ｣

私は地獄だよ。

目に見えている。

私みたいな奴、買い出し、作る側、雑用班に回される。

まぁそれでいいんだけど。

カ｢僕は何やろうかな〜、Aちゃん何やりたいとかあるの？｣

『ん〜、揉めないやつならなんでもいいや、』

カ｢じゃあ僕はAちゃんと同じのやろうかな｣

そう言ってくれるカラ松くん本当優しいなぁ

『カラ松くんやりたいのないの？』

カ｢無いかな｣

こうして私たちの地獄の文化祭準備は幕を開けたのだ。