全日制の姫 2 (ページ20)

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姫70 ページ20

楓｢なぁAお前ら昨日デートしてたろ！｣

司｢手ぇ繋いだ？！？手ぇ繋いだ！？｣

辻｢どこまでいった！？｣

芝｢どこ行ってきたんだ！？｣

『んな、なんで知ってるの？？？』

楓｢そりゃあ、なぁ？｣

辻｢別に電車んところで見かけてねぇよ？｣

『見てんじゃん…』

司｢いや見たくてみた訳じゃないんだよ！？｣

『買い物！ただの買い物！何も起きてないから！』

なんかこの人たちに見られていたのを考えるだけで恥ずかしいわ

逃げるために適当言った

それなのに

轟｢'デート'楽しかったよ。なぁA？｣

辻｢やっぱデートじゃねぇかよー｣

芝｢嘘つくなってAー｣

『轟くん恥ずかしいよやめて！』

楓｢何を今更恥ずかしがるんだよ｣

司｢今まで散々イチャついてたくせに｣

急に来た轟くんは私の後ろからふわっと優しく…いわゆる、｢バックハグ｣で抱きしめながら会話に混ざっていた

辻｢まぁ今も十分にいちゃついてますが｣

轟｢いいだろこれくらい、なぁ？｣

『さっきから同意を求める圧やめてくれないかな？』

楓｢はいはい、イチャつきはよそでやってくれ｣

司｢俺らが反応に困る｣

轟｢お前ら狙うんじゃねぇぞ｣

辻｢狙うわけねーだろ｣

芝｢それな｣

『ねぇそれ私にも失礼だよ？』