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黒田「Aちゃん休憩入っていいよ〜」
「はーい」
紗奈「あ、Aじゃん休憩？」
「うん。今から」
紗奈「あちゃー、今休憩終わったところなんだよね。すれ違いだ笑」
「惜しかったね笑 頑張って！」
紗奈「ありがとう。またね」
「ふぅーー」
そっと胸を撫で下ろす
湧くんの提案で誰も紗奈の誕生日に気付いてないフリをしようってなったんだけど、さすがにキツくなってきた
朝も早く起きたのに、寝坊したフリをしてワザとバタバタと準備して紗奈との会話を減らした
休憩被ってたら地獄だったな
あーーー、早くおめでとうって言いたい！
「戻りましたー」
内村「黒ちゃん休憩いいよー」
黒田「さんきゅ。いってきまーす。」
お客さんが少なってきたタイミングで今日の食事の準備を始める
内村くんと2人きりのキッチンも慣れてきた
はじめは地獄だったけど、もはや2人の間に流れる沈黙さえも慣れた
内村「ね、俺の事嫌い？」
「へ？」
反射的に彼を見たけど、彼の目線は手元のまま
内村「聞いてる？」
「いや、あの、嫌いじゃないよ？」
内村「そっか。」
無表情の彼からは、何を意図してこんなこと聞いてきたのかも私の返答が適していたのかどうかも分からない
不思議な人だ
黒田「めっちゃうまそう！！やば！」
「びっくりした〜、急に大きな声出さないでよ笑」
黒田「だってうまそうなんだもん！」
黒田「あ、うっちー一緒にケーキやろー」
黒田「Aちゃん！助けて！」
黒田「Aちゃんこれどうすればいいの？」
黒田「これめっちゃ美味くね？」
黒田「俺天才かも」
黒田くんは喋らないと酸素吸えないのかってぐらいずっと喋ってるし、騒がしいけど、2人は期待以上のものを作ってくれた
フルーツケーキにしようと思って色んなフルーツを買ってきたけど、黒田くんが桃をふんだんに使ってるのは紗奈が桃大好きなのを知ってるからなんだろうな
そんな黒田くんの行動についついニヤけてしまう
食事の準備を大体終えて、閉店の時間も近づいてきたので紗奈と一緒に宿舎に戻る
男子勢が海の家で飾り付けをしてくれている間紗奈を引き留めておくという任務に徹する
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えいたん(プロフ) - 初めまして！楽しませてもらってます！第5話って何か理由があって公開されてないのですか？ (2021年2月17日 14時) (
レス) id: 8f70e4d35f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - Sさん» とても嬉しいです！ありがとうございます(^^)まだまだ続くので楽しみにしていて下さい！ (2020年8月7日 0時) (レス) id: c6f7e3ef47 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - いつもキュンキュンさせてもらってます！更新されるのいつも楽しみにしています！続編も頑張ってください！ (2020年8月6日 9時) (レス) id: f123ddead8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - 未沙希さん» こちらこそご指摘ありがとうございます！ (2020年7月18日 22時) (レス) id: c6f7e3ef47 (このIDを非表示/違反報告)
未沙希(プロフ) - ありがとうございます！ (2020年7月18日 22時) (レス) id: a1f9d0298b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうみ | 作成日時：2020年7月18日 16時
