【38話 私の家族】 ページ31
.
『…えーと、
とりあえず、ニナの“かぞくこーせー”を言えばいいと…』
SR「言って。言っちゃって。
寧ろ全て言っていいよ。」
失神してたサランが通常運転に戻ったところで、俺たちはじいっとニナを見て喋るのを待つ。
YG「…ていうか、そのオレンジジュースどこで…」
『サランちゃんにかってもらった。』
SR「ソフトドリンクSサイズで240円ね。」
YG「へいへい…」
.
『…えーとね、ニナの家族こーせーは
パパ、ママ、ニナ。この3人です。』
SR「兄弟はいないんだよね？」
『うん。一人っ子。
ニナは甘やかされてそだってきたの。』
YG「まぁ…見れば分かるよな。」
ふん、とドヤ顔してるけど
その顔して興奮してるのサランだけだからな。
『パパは有名小説家。ママは有名な劇団員。
お金には困らなくて、毎日幸せで、楽しい生活を送ってたの。』
SR「あの裏庭プールね…」
『それは夏に入って遊んだよ。』
SR「くぅっ…羨ましい…！」
『あとね、地下室は防音になってるから、夜でも大きい音で映画見れるの。』
SR「もうやだ。もう一緒に住みたい。」
…なんだか話が反れてきたが
まとめるとこんな感じ。
・とりあえず金持ち。
・両親は有名人とも言えるような凄い人。
・裏庭プール等がある豪邸で暮らしてた。
YG「…お前、そんな大層な暮らししてたのに、
なんでこんな28歳の男の家に来たわけ？」
ふと疑問に思った事を口に出す。
自分で言ってて何か込み上げてくるものがあるけど、さらに追い討ちをかけるようにサランが口を開く。
SR「ほんとそれ。こんなやつと暮らして何がいいんだろう。」
YG「それ凄い深く刺さる。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 291人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
湯海(プロフ) - sugarさん» sugarさんもお話を書かれてたんですね!!憧れだなんて嬉しいです(*´∀`)私はまだまだ下の位の奴なので、私にも憧れの作者様は沢山いますよ。沢山コメントしれくれてありがとうございます。大好きです(*^^*) (2020年6月1日 19時) (
レス) id: 72dd3534eb (このIDを非表示/違反報告)
sugar - 私も少し小説書いてて…でも、湯海さんの書き方、？とか語彙とかがもう大好き過ぎて一生の憧れです…後日談とかも絶対見に来ますっ！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: a724df160a (このIDを非表示/違反報告)
湯海(プロフ) - sugarさん» sugarさん…!!泣かせないで下さい(滝涙)他の作者様も同じ様に忙しいのに沢山更新されていて、凄い(;_;)そうですね、もう少しで完結になります！もしかしたら後日談的な物を書くかもしれませんが、その時は是非読んで下さい(*´∀`)応援ありがとうございます。 (2020年5月30日 11時) (レス) id: 72dd3534eb (このIDを非表示/違反報告)
sugar - 早朝にごめんなさい、、そろそろ完結しちゃうんだな、って改めて感じてしまいました…お仕事も大変でしょうに更新まで……もう少しですがありがたく読ませていただきます((( 新作でたらそちらにもお邪魔しちゃうかもです、！長文すみません…ずっと応募してます！ (2020年5月30日 5時) (レス) id: a724df160a (このIDを非表示/違反報告)
湯海(プロフ) - sugarさん» sugarさーん！暖かいコメント嬉しすぎます(*´∀`)最近は、どういう風に完結させようかなぁなんてぼーっとしてて、若干更新遅れぎみになるかもしれませんが…(;_;)完結までどうかよろしくお願いします!!! (2020年5月25日 16時) (レス) id: 72dd3534eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：湯海 | 作成日時：2020年4月23日 15時
