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『ゆんぎ、ほんとにないた…？』
YG「…(笑笑)」
ちがう、と言いたいのに笑ってしまうから、言えない。
だって、この茶番劇、ちょっと絵面がきついんだよ？
28のいい大人が、4歳の幼い少女の前で泣く絵面って何？
…違う、違うよ。俺もう泣いてないから。
…つーか元々泣いてないから！
『…ゆんぎー、ごめんね？
ちょこばーいらないし、もうだいじょうぶだし、』
俺が泣いていると思ってるニナはひたすら俺を慰めている。
いや、もういいよ。
本当に悪かったって。全て俺の悪巧みです、すいません。
もういいから、ほっといて、
もうくまもんと遊んでこいよ。お願い、ちょこばーやるから。
そんな俺の心の声は、届くわけもないので、ニナは慰めることを止めない。
『…ねーぇー、もうなかないでー？
ニナは、ゆんぎのおむらいす、せかいいちすきなんだよ。』
YG「…、」
すると、ぐしゃぐしゃに撫でるのを止め、俺の手を優しく握ってきたニナ。
俺は、ふー、と一筋息を吐き、顔をあげる。
ニナと目が合うと、眉を下げ、申し訳無さそうしていた顔がみるみるうちに明るくなる。
『！ゆんぎ！なきやんだ！
だいじょうぶ？ごめんね？』
YG「…あ、あぁ、いや…
なんか俺の方がごめん。
…ほら、ちょこばー。」
…本当、なんかごめんなさい。
俺はニナにちょこばーを渡し、立ち上がろうとすると、ぱしっと服の裾を捕まれる。
『ゆんぎ！
ちょこばーよりも、ゆんぎがいちばんだから！もう、ないちゃだめだよ！
…んしょ、はい！はんぶんこ！』
にぱ、と嬉しそうに笑い、ニナが差し出してきたのは、いびつに割られたちょこばーの半分。
…なんか、好きなものおむらいすから俺に変わってるけど。
YG「…(笑)
…ありがと、」
どことなく、嬉しいと思ってる自分もいるから、いっか。
YG「…、うまいな、ちょこばー」
『うまいなー、(ﾆｺﾆｺ)』
…おれの好きなものは、
…うーん、
ニナのたべっぷり、かな。
『ちょこばー、おかわりある？(ﾍﾗﾘ)』
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Biglove - 夜廻さん» 新作も見てくれているんですか？嬉し過ぎます…！こちらの方は遅れぎみになると思いますが…末長く読んでいただけると嬉しいです(´∀`) (2020年3月18日 19時) (
レス) id: c56102b41d (このIDを非表示/違反報告)
夜廻(プロフ) - 新作ご苦労様です！どっちも楽しみにしてます (2020年3月18日 8時) (レス) id: c7eb68c921 (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - 夜廻さん» 本当ですかっ？同士です！私もユンギペンで…！明日は彼の誕生日ということで、【誕生日企画】やりますので是非見てみて下さい！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: c56102b41d (このIDを非表示/違反報告)
夜廻(プロフ) - めっちゃ楽しみ....推しなのでとても嬉しいです！ありがとうございますっ (2020年3月8日 17時) (レス) id: c7eb68c921 (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - こんさん» ご苦労様だなんて、とんでもないです！こんさんに癒しを届けられているのなら、嬉しいんですが…。これからも頑張りますね(*^^*) (2020年3月4日 13時) (レス) id: c56102b41d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湯海 | 作成日時：2020年2月19日 19時
