#34 ページ34
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「…綺麗…。」
YG「…だな。」
お互いに空へと視線を移して、次々にうち上がる花火を見る。
小さい花火、大きい花火、ハート型、星型…。
今まで行ったお祭りの花火よりも、規模がでかい気がする。
何となく、ゆんぎ君の反応も見てみたくて
私は、隣にいるゆんぎ君の顔をゆっくりと盗み見ると、
YG「…、」
花火の明かりで照らされた、優しく微笑むゆんぎ君の横顔。
キラキラの花火なんかよりも、目が離せないほど綺麗で。
「ゆんぎ君、
好きです。」
気づけば私は、ゆんぎ君に告白していた。
YG「…え、」
「もうずっと前から、ゆんぎ君が告白する前から、
…、好き、だったの…。」
ゆんぎ君が何かを言う前に私が伝えたいことは言っておきたくて、ゆんぎ君の言葉を被せるように口走る。
「…、初めて隣になったとき、本当にゆんぎ君が怖くて、悪い噂ばっかりで…、正直、関わりたくなかった。」
YG「…、」
「…でも、あのとき、
私が机に足を引っ掻けて、そしたらゆんぎ君、『大丈夫か』って心配してくれて…。
初めて、『ゆんぎ君』って名前読んだとき、『何？』って笑いかけてくれて…。」
そのとき、真っ先に思ったんだよ。
「…この人、こんな綺麗で、可愛い笑顔なんて、するんだって、
そう思った瞬間、気づいたら好きになってて。」
YG「…。」
私は、もう一度ゆんぎ君の顔を見つめる。
見た目は無愛想。
だけど
案外すぐに照れるちゃうし
見かけによらず、くまもんが大好き。
寝ることが大好きなところ。
ゆんぎ君は、花が咲いたみたいにふわって笑う。
私だけが知ってるヒミツ、なんて、
そんな特別な訳じゃないけど
「…私は、ゆんぎ君の全部が、大好きなんだ。」
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ユンギ推し - 現実になればいいのに… happy end楽しみです！頑張ってください！ (2020年1月18日 12時) (
レス) id: e24d00c6ce (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - ユンギ推しさん» 安心して下さい！必ずHappyendにして終わらせますので(笑)ぜひ最後まで読んで下さい！ (2020年1月16日 20時) (レス) id: c56102b41d (このIDを非表示/違反報告)
ユンギ推し - Bigloveさん» 作者さんには怒ってないので安心してください！モカ…さんに怒ってます！、 (2020年1月16日 18時) (レス) id: e24d00c6ce (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - あっ！ごめんなさい！思い出しました！『MK→モカ』です！新キャラなんですけど…。お話で、名前を出したほうが良かったかもしれません���� (2020年1月16日 17時) (レス) id: c56102b41d (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - 本当は『MY』が正解です。夢主の親友、『マヤ→MY』。…大丈夫ですかね…？間違えないように、気を付けます！ (2020年1月16日 17時) (レス) id: c56102b41d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湯海 | 作成日時：2020年1月13日 9時
