番外編 沖田総悟生誕祭 ページ10
【Aside】
今日は、7月7日七夕。そして明日は、私の弟である総悟の誕生日だ。
「今年はどうしようかな。」
今日明日と非番を貰っている私は一人部屋で呟いた。去年は、ケーキをつくって渡した。……タバスコ入りの。これから、分かる通り私にとって総悟の誕生日は総悟へのイタズラする日なのである。
考えが行き詰まっていた私は、甘味屋にでも行って辛いものでもと部屋からでた。すると私の部屋の前に土方が立っていた。
「何やってんの?もしかして、鬼の副長とも呼ばれるお方がサボってんの?」
あーまじでなんなんだよ。こいつ。
「サボってねぇよ!!……そういや、お前非番だったな。」
そういって土方は戻っていった。……仕事渡しに来たのかよ。あり得ない。仕事を渡しても片付くと思うな。増えるぞ?
「あーなんか、土方の野郎も巻き込んでやろーか。………………いー方法思い付いた。」
そこでちょっと、ニヤニヤしながら甘味屋へ向かった。
辛いもので満たされて帰ってきたところで、土方の部屋へ向かっていた。
「オイ、社畜。ちょっと手伝ってくんね?」
総悟へのイタズラ……つーか、ドッキリ?で土方を巻き込んだ作戦を実行するために話をしに来たのだ。
「ア?これ以上俺に何をさせる気だ。」
土方の机の上には書類の山が数個出来ている。大方、総悟と私の始末書だろうが、そんなこと気にしない。
「土方、私の彼氏になってくれ。」
「ハァァァァァァァ!?」
趣旨を理解してないのに叫ぶな。よく考えろ、私が土方を彼氏にしようと思うと思うか?……思っても仕方ないか。初恋の相手ではあるし。今は全く関係ないが。
……まぁ、兎に角静かにしてくれ。総悟にばれる。
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百瀬 - アイドル編面白かったです!! 続き楽しみにしています! (2019年1月7日 21時) (レス) id: 327af94932 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - 白桜姫さん» ありがとうごさいます!頑張って続き書きますね(*´∀`) (2018年8月24日 13時) (レス) id: 6b9c59579e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 番外編めっちゃ面白かったです。続き楽しみにしてます。( *`ω´) (2018年8月23日 1時) (レス) id: feb278e6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Kinako_uranai
作成日時:2018年5月9日 17時