story58 暑さ ページ15
【Aside】
「行ってらっしゃーい。」
「帰ってこなくてもいいアルよー。」
珍しく、万事屋に依頼がはいって誰か二人が出かける事になった。最初は旦那が残ろうとしたのだが、昨日の事もあってそれを私が断固拒否したので神楽と残る事になった。
しばらく、エアコンの無い万事屋でだらだらしてたんだけど、暑さに耐えきれなくなってきた。
「……神楽、涼しいとこ無い?」
着てたTシャツは体に張り付くし気持ち悪い。
「Aがエ□いことになってるアル!」
あ、本当?良かった。神楽と残って。旦那と新八君がいなくて。目に毒だわ。
「確か、姉御の家、涼しかったアル。」
じゃあ、志村邸に。……姉御の微笑が涼しい原因かもしれない。
「姉御ーお邪魔しますヨー。」
こんな感じでいいの?アポ無いけど。
「はーい。神楽ちゃん、ちょっと待っててね。」
あ、いいんだ。……今回はダークマター出されませんように。近藤さんいなかったら私死んでたかもだし。
「あら、Aちゃんも来てたの?」
居候させてもらってます。と、説明してなんやかんやで姉御の家で話している。
「そういえば、Aちゃんって何歳なの?」
「私も、聞いたこと無いアル!」
あー、女同士はあんまりそういう話しないからな。
「22歳ですよ?」
えっ。なんでそんな驚いた顔してんの?そんなに私、幼く見えた?
てっきり、18くらいかと思ってたわ。とか、言ってるけど……私、総悟と同い年位に見えてるんだ。何か、ショック。
「A、クソサドと4歳も離れてたアルな……」
うん。総悟とは4歳離れてるけど。それは普通じゃないの?驚くポイント?
「姉御って呼ばれてたから、年下かと思ってたわ。」
あー。神楽に紹介されたからね。うつったんだと思う。というか私、姉御って何だよ。年下に姉御って……
「まぁ、今まで通りいけばいいんじゃないですか?。」
急に呼ばれ方とか、呼び方とか変えるのもめんどくさい。
「そうね。それよりAちゃん、銀さんとはどうなの?」
私は、飲んでいたお茶を吹き出しそうになった。
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百瀬 - アイドル編面白かったです!! 続き楽しみにしています! (2019年1月7日 21時) (レス) id: 327af94932 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - 白桜姫さん» ありがとうごさいます!頑張って続き書きますね(*´∀`) (2018年8月24日 13時) (レス) id: 6b9c59579e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 番外編めっちゃ面白かったです。続き楽しみにしてます。( *`ω´) (2018年8月23日 1時) (レス) id: feb278e6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Kinako_uranai
作成日時:2018年5月9日 17時