story7 説教 ページ8
【Aside】
やっと、近藤さんを引き連れ姉御の家から帰ることができた。
「近藤さん回収から戻ってきました〜。」
「おせぇ。テメー、またサボりやがって。」
なんも知らねぇくせに口答えしてんじゃねーよ。あの状況でそのまま帰れるかよ。
大きな破壊音。私のため息もお陰でかきけされた。
「ちょっ!アブねーな!オイ!総悟!」
「A姉。帰ってきたんですかィ?じゃあ、俺の分の始末書お願いしまさァ。」
「そんなの山崎にでもやらしとけ。」
破壊音の小隊は、総悟がバズーカを持って土方を撃ったという事である。そのままスルーなので私も乗ってみる事にした。
そして、土方の額にみるみる青筋が浮かんでいった。
なんで怒ってんの?構って貰いたいの?ウケる。
「土方、そんなに構って貰いたかったのか。構ってやろう。なぁ総悟。」
「そうですねィ。」
「「死ねェェェェェ!土方ァァァァァ!」」
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「大体な、お前らはただの殺人未遂だから。何で警察なんだよ。」
というように、説教されてます。
つーか、それ聞くなよ。お前も、殺害予告してるからな。何度か。
「何でお前が副長なんだよ。土方さんが副長何て俺は絶対認めねェ。」
「何でお前が上司正座させてんだよ。もっと敬わねぇと首にすんぞ。」
2つの意味で。……仕事と本当の首とね。
そこで、適当にやり過ごすのも疲れたんで、バズーカをどこかから取り出した。
またもや、屯所に響く破壊音。土方は、よく鼓膜破れないよね。
「終わった。終わった。じゃあ、団子食べに行ってきまーす。」
「そろそろお前は、仕事しろよ!」
アフロの土方がなんか言っているが、知らない。私はさっき、近藤さんを回収する仕事をしたからだ。ざまぁみろ土方。
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作者名:きなこ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Kinako_uranai
作成日時:2018年2月5日 13時