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story32 遭遇 ページ33

【Aside】

この前のドッキリでめっさ怒られて、一人で見廻りにいかされたのだが、サボろうとして近くの公園に行ったら謎の白い生物を見つけた。それだけだったらそのまま通りすぎて他のところに行く。天人だからだ。だが、そのとなりに、長髪の男がいるのが問題で。
「指名手配犯の桂小太郎発見。給料が上がりますように。」
ドーンと大きな音を立ててバズーカを撃った。
あぁ、まじで初の桂との遭遇で捕まえられるかも。まぁ、そう甘くないわけで。
「フハハハハハ!!お主、真選組の、女総長だな!うむ、きっとそうだ。」
あっ、こいつうざい。つーか、え?こいつ天人反対じゃないの?
「その隣に居るのはなんなんだ。天人じゃねーのか?」
本当マジでなに?コーヒー豆見たいな口してなに考えてるかわかんないし。ん?今見えたのはおっさんの足……
「A殿面白いことを言うな。これはエリザベスだ。」
「エリザベスじゃなくておっさんじゃん。」
エリザベスとやらが、ボードを掲げた。
『Aさん。エリザベスです。よろしくお願いします。』
あ〜終兄さん的なやつだ。ボードなんだ。喋ったらおっさんってバレるもんね。
「よろしくできないでしょ。いろいろ。」
「……さらばだ!!行くぞエリザベス!」
話を中断して逃げやがった。私が敵ってこと忘れてたな。まぁ、いいか。


「近藤さん。桂見つけて、エリザベスの紹介されました。報告は以上でーす。」
土方にいうと五月蝿いから、近藤さんに。
「えっ?ちょっと!Aちゃん!どういうこと!?」
そのまんまの意味だ。何だか、近藤さんと桂似てんな。

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作者名:きなこ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Kinako_uranai  
作成日時:2018年2月5日 13時

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