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第三話(独歩目線後半) ページ5
(前半に入らなかった文章です)
……足早に、シンジュクの街を歩いて行く。
一二三にも、誘われた事を伝えなくては……。
さっきの事はもう…忘れて、今はこう、もつと楽しい事だけを考えよう…。
一二三……そういえばご馳走作って待ってるって言ってたな…ふふ…早く、早く帰ろう…。
…マンションが見えて来た、俺は小さくスキップしながら、有給前夜を謳歌する…。
独歩(…有給最高……。)
…マンションの入口へと到着した。
エントランスを歩くと、靴音が反響して、それが少し不気味にも感じれる。
エレベーター待ち…暇を持て余し、スマホを弄っていた。
…エレベーターが着いた音が聞こえ、俺は画面から目を離し、スマホを鞄の中へと投げた。
扉が開く……あれ、中に人が居て…。
…見慣れた顔、金髪の髪を耳に掛けながら、その男は愛らしく微笑んでいた。
独歩「一二三……!」
……伊弉冉一二三、小学生からの幼馴染みであり、俺の同居人だ。
(続く)
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作者名:ゆうきぶつ | 作成日時:2020年9月8日 0時