貴方と私の夏物語

20麗蘭side ページ25

魅弥｢麗蘭今日は愛しの一也くんと帰るんだよね？｣

千紗｢ラブラブじゃーん！あーあ！彼氏欲しー！！｣

魅弥｢ww千紗はガサツだから…ね、麗蘭？ww｣

麗蘭｢確かにwww｣

千紗｢え！！魅弥はまだしも、麗蘭まで酷くない！？そこはさぁ、"もう！そんなこと言わないの！"とか言うとこでしょ！｣

魅弥｢えぇ…ただのぶりっこじゃーんww｣

麗蘭｢そろそろ行くねー！！ばいばい！｣

魅弥、千紗｢｢またあしたねぇ〜｣｣

ほんと久々だなぁ…楽しみ！！

？誰かといる…って！！あれ稲実のイケメン投手じゃん！名前なんだっけ…あ！成宮！ググろ！
成宮鳴、2年、ピッチャー、自信家、俺様系統ね。

麗蘭｢かーずやー！！おまたせっ！｣

御幸｢おー｣

鳴｢一也、誰？その人｣

御幸｢あー、 麗蘭｢一也の友達で、青道高校チアリーディング部3年部長の、榎本麗蘭です。よろしくお願いします｣ﾆｺｯ っつーこと。｣

ここで浅ましい女とか思われちゃ嫌だし〜。敢えてトモダチって強調したけど伝わった？

鳴｢ふーん。｣

反応薄っっ！！大体の人ならオチる笑顔でしょ！ありえない…まぁ、気を取り直して！！

麗蘭｢あのぉ、あなたってもしかして稲実のピッチャーの成宮鳴くんですよね？私、鳴くんのファンなんです！鳴くんに会いたいから、予選の応援に行けるチアリーディング部に入ったんです！｣

まぁ、嘘ではない。

鳴｢へー！うれしーね、ありがとう｣

お、いい感じじゃん？もう一押しすればオチる…ｶﾅ?

麗蘭｢これからも、頑張っt 鳴｢あ、俺のお姫様来たみたい。｣ え？｣

オヒメサマ？彼女ってこと？

『鳴〜！！お待たせ！！そんで、久しぶり〜！！』

鳴｢久しぶりA！じゃあ行くかー｣

は！？なんでまたその女がいんのよ。この女転入してきてこんな直ぐにイケメンに手出ししてんの！？ありえない！尻軽すぎでしょ！

麗蘭｢え、ねぇ、鳴くん"お姫様"って2人は付き合ってるの？｣

付き合ってないよね？

鳴｢かもねー｣

『…………。』

は？なんで黙ってんの。否定しろよブス。

鳴｢ねぇ、一也。余計なことかもしれないけどさぁ、余裕ぶっこいてるのはいいけど、俺だっていつでも奪えるから。｣

御幸｢………｣ｷﾞﾛｯ

鳴｢ふっwwばいばーい。一也は逃げてそのレベル低い子とイチャイチャしてな。｣

は！？"そのレベル低い子"って私の事！？ありえない…しんじらんない！どこがレベル低いの！？許せない。鳴くんじゃない、Aって女よ。何してあげようかしら……。

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