命を懸けて護る3rd【降谷零・安室透】

ゼロの執行人 ページ9

**********





白鳥「昨日毛利さんから押収したパソコンの中にサミットの予定表と




爆破された国際会議場の見取り図が出てきました。」




黒田「それはつまり毛利小五郎のパソコンから




現場のガス栓にアクセスした形跡が出たってことか？」




白鳥「はい。サイバー犯罪対策課からそう連絡がありました」




風見「決まりましたね。毛利小五郎はここに忍び込み




この扉を開け『高圧ケーブル』に細工をしたんです」




目暮「待ってくれ！だったら防犯カメラに毛利君が映っていたはずだ！」




佐藤「いえ、現場にネットが開通したのが昨日からなので…」




黒田「取り調べではなんと言ってる？」




風見「毛利小五郎は否認を続けています。




否認のままでも送検出来ますが」




目暮「動機がわからないのに送検する気か！」




風見「証拠が揃えば送検。




警察官として当然のことですが？」




確かに風見の言っていることは間違いない。




だけど、あまりにもこの証拠が揃いすぎているという不可解な状況




毛利さんは元警視庁捜査一課の為知っている人も多いし人徳もある




その中の風見のセリフは私の周りの人達の神経を逆撫でし空気を悪くした。




そんなことだから公安が嫌われるんだよ。

ゼロの執行人→←ゼロの執行人

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す