命を懸けて護る3rd【降谷零・安室透】

ゼロの執行人 ページ34

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A「コナンくん…零の運転に耐えられるなんて凄いね…おぇ」




あまりの走りに気持ち悪くなりながらコナンくんに聞く




コナン「……いやボクも死ぬかと思ったよ…」




コナンくんが私に同情の目を向けると零が苦笑いして言った




零「…で、どうする？」




コナン「この建設中のビルに向かって！」




＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿




零「間に合うのか？」




コナン「このビルの高さとカジノタワーまでの距離を考えると




あと1分後にここから加速出来れば…イチかバチか…」





零「ふっ…愛の力は偉大だな」




コナン「…安室さんだって」




2人がやろうとしているのは車を生き良いよく走らせて空を飛び、その一瞬でコナンくんがボールを蹴り爆弾を殺すというもの＿＿




途中から一緒に来たのを後悔し始めている




なんでこの2人はこんな危険なことを躊躇なくするんだ





秀一に助けてもらった方が安全だったと思う





コナン「前から聞こうと思ってたんだけど




安室さんはAさんのどんなところが好きなの？」




……それはどういう意味かな坊や





零「ふっ……それは一緒にいて気が楽なところだな




まぁ君にもいつかわかるさ」




一緒にいて楽。それはどこが好きよりも何よりも必要な事だ




改めて聞くことは無いけれどやっぱり嬉しいものだな





零はバックミラーで私の微笑んだ顔を確認してアクセルを踏み込んだ

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