幼馴染の奇跡

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風磨side



勝利「風磨くん、ただのヤキモチじゃないですか！Aさん、悲しそうな顔してましたよ？

謝った方がいいですよ！」


「わかってるよ、、、」




2個下に説教される俺って何なんだ？




勝利「僕は健人くんの味方でもあるし風磨くんの味方でもあるんです！

明日、もし健人くんと付き合ったら風磨くん後悔しますよ？」




それだけは許せねぇな。




毎回プライドが邪魔して素直に謝れない。



Aも自分から謝らないけど、



何日後かには何事もなかったかのように笑ってる。




でも、今回はそうはいかないって不安がよぎる。





「行ってくる。」


勝利「行ってらっしゃい！」




意を決して立ち上がり、



ベランダを渡った。




鍵かかってたらどうしようとか思ったけど、



俺に早く謝れって言ってるかのように



窓は軽々とあいた。




部屋に入ると、



毛布で包まれてうずくまるAがいた。






「A？」

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