幼馴染の奇跡

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風磨side




最近忙しくなってきて、



Aといる時間が少ない。



小さい頃から側にいて当たり前だったAが



いつの間にか好きになっていた。



可愛すぎて心配し過ぎる俺。



完全に保護者状態。笑




この前の収録の時だって、



心臓止まるかと思った。



しかも俺のうちわなんか持ってるし。



ちょっと意地悪しようと思って、


マイク通して嘘つきは嫌いって言ったら


泣きそうな顔してるし。



可愛すぎるだろ。




あの後中島はやっぱAちゃん可愛いわ


とか言い出すし、


二人が話してるの見たくなくて


その場から逃げた。




Aも中島ファンだから嬉しそうな顔するし。



それからなかなかAと話す時間ないし。



正直むしゃくしゃする。




そんなこと考えながら家に帰ると、



Aん家の前に見慣れた二人がいた。




その姿を見て



俺のイライラはピークに達した。




入りずらくてしばらく見てたら、



Aがいきなり腕を掴まれたから、



思わず声かけた。

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