似たもの同士。【うらたぬき】

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今日は目覚ましをセットしてない日。つまり完全休みの日。






起きた時間は10:00。中々やね？()









目が覚めてきてから携帯を開く。らい,んを見てみると、となりの坂田くんもといさかおくん(あだ名を考えたらこうなった)からメッセージがきていた。


あれ、でもさかおくん名前優っていうんだよね。どっちで呼ぼう。まーいっか。






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さかおくん


(  きつね！！今日確か休みって言ってたよね？

(  皆で遊ぼ！時間はきつねに合わせて13:00にしてるから！場所はいつものお店ー！

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わーお。元気だねさかおくん。


体はだるいけど、この誘いにはいつも乗ってる。 私は適当に"りょーかい"と返信をして準備を始める。






まあ、持っていくのは携帯と財布だけだけど。









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今日もまたすぐ時間がたって12:50。待ち合わせ場所にはここから30分かかる。



つまりどうしても遅れる。まあいいっしょ☆









免許は持ってないからタクシーさん拾って連れていってもらう。




店の前で降りて、お店の中へ突入する。




店員さんが"いらっしゃいませ！"ってとびきりの笑顔で声をかけてくるから負けじと"連れが来てるはず！いつものとこ行きますね！"と笑顔で返す。









いつもの個室のところにささーっと入ろうとドアを開ける。




するとドアを開けた向こう側には、





「遅すぎ。のろのろ女め」


「あ！きつね！！」


「A待ってたらタピオカ飲み終わっちゃった。」


「センラ、待ちくたびれたわ」


「胸毛に激しく同意。」






浦島坂田船猫さんが。まあここはあれですよね、いわゆる居酒屋ってやつですよね。






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