番外編(2) ページ23
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彼の言いたい意味が分からず"は?は?"としている私に痺れを切らしたのか渉くんは咥えていたポッキーを最後まで食べて呆れた目で口を開いた。
「だーかーら、ポッキーゲーム?ってやつしよっての。」
「…いいよやってやるよ。」
「あ、途中で折っちゃ駄目ね。スルメイカもうあげないから。」
「うっわ卑怯だぞ!!」
そうこうしてるうちに渉くんは私の口にポッキーを突っ込んできた。
お、乙女の口だぞ!!!(スルメイカ貰えなくなりそうで言えない)
「じゃあいくよ。」
その一言だけを言うと彼は私が咥えているポッキーの先端部分から咥えはじめた。
私は折らずにいることで精一杯でぱくぱく食べ進めることなんて出来ずにいたが渉くんが一人で食べ進めていくため私たちの距離は徐々に狭くなっていく。
その距離の近さはもはや相手が渉くんかも分からないくらいの近さ。
恥ずかしくなりぎゅっと目を瞑る。
目を瞑った状態で口に感じた感覚。
それはおそらく渉くんの唇で。おそるおそる目を開けてみると目を瞑って私にキスをしているうっすら見える渉くんの顔。
無駄に長くされているため酸素が足りなくなってくる。酸素を吸うため口を開くと待ってましたと言わんばかりの勢いで入ってきたそれ。
それ、とは渉くんの舌。急なことに対する焦りとついていくことに必死になり何も考えられずになっていた。
その時の私は"押し飛ばす"という行為を思いつかなかった。それは、嫌じゃなかったから、なのかな?
 ̄ ̄
「こんな感じの夢見たんだよね。」
「…つまりお前はこういうのがしたいって訳?」
「海に沈んでしまえ。」
後日この夢の話を渉くんに話しましたとさ。ちゃんちゃん
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リクエスト頂いたものです。お気に召さなかったらすみません。。
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ゆきたぬ*こたぬきさん。(プロフ) - スイさん» そう言って貰えて安心しました(笑)こちらこそありがとうございます!嬉しいです!ありがとうございます(*^_^*) (2017年4月16日 15時) (レス) id: 143cf33f8b (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 最後の最後までキュンキュンをありがとうございます(笑) 途中そらるさんも出てきて最高でした! お疲れ様でした! (2017年4月16日 13時) (レス) id: 77c9f3f671 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきたぬ*こたぬきさん。(プロフ) - 堕天使さっきーさん» ありがとうございます!!(*^_^*) (2017年4月13日 16時) (レス) id: 143cf33f8b (このIDを非表示/違反報告)
堕天使さっきー(プロフ) - 完結おめでとうございます!!ちょっと、通知の数が半端なくてwお疲れ様でした!! (2017年4月12日 22時) (レス) id: a34e759826 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきたぬ*こたぬきさん。(プロフ) - 堕天使さっきーさん» 頑張ってください応援してます!(´。0ω<。`) (2017年4月12日 17時) (レス) id: 143cf33f8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきたぬ | 作成日時:2017年3月24日 22時