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「んぐっ…ぶふっ!…あ、朝。」
じじいみたいな咳とともに目覚めた私。むくっと体を起こすと、そこにはいつもと違う景色。
バカな私でも分かった。ここ、たぬくんの家だ。
今の私の状態を見るに、たぬくんの意図てきなものを察することはできた。
たぬくんの寝室で寝かせて貰ったぽい。多分たぬくんはリビングかどっかに居るはず。
寝室から出てリビングのドアを開ける。そこで真っ先に目に入ったのはキッチンに立ってるたぬくん。
「あ、起きた。おはよ。相変わらず遅」
たぬくんは私を見るなり挨拶をかけてくれた。嫌味付きで
「おっはー。私にしては早い方よ?…何それ、ご飯?うまそー。」
「飯作っといたから、食えよ。簡単なのしかねえけど。」
「やったね!たぬくんにしてはやるじゃん」
たたっとキッチンの前のテーブルに向かい、椅子に腰をかける。
ご飯を待ってるとたぬくんがお皿を持ってきてくれた。珍しく優しくね?え?
「たぬくん今日優しくね?頭打った?」
「…、うるせ。つうかさ、"2人だけ"なんだし名前で呼べよ。」
「は?名前?たぬくんて呼んでんじゃん」
「そうじゃなくて!…本名。渉って呼べって。」
自分で言っておいて顔を紅くするたぬくん。もとい渉くん。
「はいはい、渉くん。これでいいっしょ?満足でちゅか〜??」
「ん、それでいい。…けど、気持ち悪い言い方辞めろ。」
「はいはい。」
渉くんってよくわかんねえや。あ、この卵焼きうま。やるじゃんちび。
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ゆきたぬ*こたぬきさん。(プロフ) - スイさん» そう言って貰えて安心しました(笑)こちらこそありがとうございます!嬉しいです!ありがとうございます(*^_^*) (2017年4月16日 15時) (レス) id: 143cf33f8b (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 最後の最後までキュンキュンをありがとうございます(笑) 途中そらるさんも出てきて最高でした! お疲れ様でした! (2017年4月16日 13時) (レス) id: 77c9f3f671 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきたぬ*こたぬきさん。(プロフ) - 堕天使さっきーさん» ありがとうございます!!(*^_^*) (2017年4月13日 16時) (レス) id: 143cf33f8b (このIDを非表示/違反報告)
堕天使さっきー(プロフ) - 完結おめでとうございます!!ちょっと、通知の数が半端なくてwお疲れ様でした!! (2017年4月12日 22時) (レス) id: a34e759826 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきたぬ*こたぬきさん。(プロフ) - 堕天使さっきーさん» 頑張ってください応援してます!(´。0ω<。`) (2017年4月12日 17時) (レス) id: 143cf33f8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきたぬ | 作成日時:2017年3月24日 22時