桃太郎 By久 ページ5
「それは、さほど昔ではない頃……」
頭、じんじんする。
何事か、と周りを見渡すと見えたのはにんまり笑っているまふまふくんと、そらるさんだった。
「いや何事」
「ん？寝起きドッキリ、からのー昔話劇場」
いえぇーいと気だるげな雰囲気を醸し出しながら、そらるさんは言った。
なんて迷惑なんだ。
なんてうざいんだ。
「Aちゃん、顔」
えいえいつんつーんとほっぺをまふまふくんから突かれて、若干切れそう。
やめろの意味も込めてまふまふくんの手を軽く払いつつ、私はそらるさんの方に向き直った。
「えっと？劇場って言いましたっけ？えぇ昔話？」
「あ、うん。そう。今から投稿用の録るから、まぁもう録ってるんだけどね」
そのそらるさんの言葉で、胸辺りにあった掛け布団を一気に顔までずり上げた。
こいつは、人権って物知っているのだろうか。
「何録ってるんすかそらるさん、え？てか何時から？」
「寝顔から」
「可愛かったですよーAちゃんの寝顔」
駄目だ話が通じない。
……しょうがない。ここは仕方なくつきやってやるとするか、と私は重い腰を上げた。
「しょーがねぇな、つきやってやんよ。でもその前に、着替えて来る」
そう言ってクローゼットの方向に行こうとした私の腕をそらるさんは掴んだ。
「え？このままでいーじゃん、マスクだけして録ろうぜ」
「………鬼？」
「いや、純粋な日本人だから。まふまふーほら、やるよー」
「……あれ？こいつ人権ってもん知ってるのか？」
「はーいそらるさん。ほら、Aちゃんも準備して下さい」
「お前もか、お前もなのかまふまふ！」
「はーい録りますよー」
「ねっ、どーせ人の話聞かないんだったらさ投稿グループ名決めようよ、そらまふAなのか、
そらAまふなのか、どれでしょーね？ね？」
「はいはい行くよー3.2.1…スタート！！」
そうまふまふが言って始まった、桃太郎。
ゲームの桃鉄ならすぐクリアできるのになぁ。
こんなことを思ってたら、私の番が来た。
「え、えっとー…お婆さんは山へ芝刈りに、お爺さんは海に魚釣りに行きました」
「なんか違う」
「え？私こうやって教わったんだけど」
「………まぁいいや、次俺の番。…こーしてお爺さんは海釣り仲間である、浦島太郎を仲間にしました」
そらるさんが言うと、ゲームの効果音つきそうだよね。
ほら、あのてれれんってやつ。
「僕ですか……其の頃、山へ芝刈りに行ったお婆さんは道中スライムを見つけました」
ゲームー
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もふもふぷりん - あっwあっw待ってw夢主ちゃんと誕生日一緒w(１０月１９日) (2021年6月20日 10時) (
レス) id: 3a2887f079 (このIDを非表示/違反報告)
なっち5088(プロフ) - 太陽系デスk…入ってた！どっかで見たことあるなっておもったら！ (2019年12月24日 23時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーふぉ(プロフ) - はい！えっと、合作メンバーが何人かいるのですが、誰か希望はありますか？？ (2019年1月20日 20時) (レス) id: fe93b4e930 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - うらたぬきさんで！ (2019年1月20日 14時) (レス) id: d0acf4633e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーふぉ(プロフ) - アイリさん» わかりました！えっと、担当の希望はありますか？？ (2019年1月13日 18時) (レス) id: fe93b4e930 (このIDを非表示/違反報告)
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